ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス (角川EPUB選書)

著者 : ピーター・センメルハック 小林啓倫

• KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年4月9日発売)

感想・レビュー・書評

[本江正茂さんの感想 · 2014年4月18日]

「物体とは、単にデータが硬い殻をかぶっているものにすぎない。」（p.61）
と言い切られると面白い。

建築とは秩序立てられた材料の関係性のことであるとは、建築論ではよく言われることである。その全体化。データの物質化したものがモノであるというモノ＝情報論。

そのモノは単独では存在できず、つねに社会を構成する。ソーシャルマシンとは、モノのインターネットにおける疑似的な主体の単位なのだろう。アバターとしてあらわれるのだ。

[ヴァッホイさんの感想 · 2019年6月26日]

まず、今読むには情報が若干古い感じ。それは仕方ないのだけど…。
とても読みにくくて内容が頭に入ってこなかった。もともとの文章が無駄に長いような気がする上、ありがちな邦訳で軽快さがなくなってる。意訳するとかして読みやすさにこだわって欲しかったかな。
結局、各項目で、全体を通して何が言いたいのかよくわからなかった（読解力不足か）。

[suburibillyさんの感想 · 2018年11月4日]

・「つながる製品」は時間とともに価値を増していく
・エアビーアンドビーの「宿泊サービス」ビジネス
・ルールを熟知すれば、巧み破ることができる ― ダライ・ラマ14世
・あらゆる戦略は、敵軍と対峙したときに崩れ去る − ヘルムート・フォン・モルトケ

[a-shinoさんの感想 · 2017年10月16日]

2013年3月出版
Social Machine How to Develop Connected Products That Change Customers’ Lives

バグラボ
http://www.buglabs.net/

ソーシャルマシンの７要素
　特権
　アクセス
　ステータス
　アクティビティ
　プレゼンス
　発見可能性
　ID
　↑
　Internet

[ぎっも さんの感想 · 2017年6月13日]

17.05.xx事例がつらつらと。途中で飽きた。7階層の話は興味深い。

[東京工業大学附属図書館さんの感想 · 2016年3月16日]

モノのインターネット化 ( IoT ) が進む中で、機械の無機質な世界と人間のソーシャルな世界とがどんどん重なっていく。本書では、その新たな可能性を把握し議論するために、人間とマシンを考える枠組みやビジネスに繋げた検討が書かれている。
（電子物理工学専攻　M1）

[たなやんさんの感想 · 2016年1月4日]

図書館

[karchkiralyさんの感想 · 2015年12月15日]

基本を学ぶには良い

[は。さんの感想 · 2015年10月12日]

流行りのIoT、IoEに関する内容だが、既存のビッグデータやシェアの概念との差を今ひとつ掴みきれていない。

[澤田拓也さんの感想 · 2014年9月21日]

クラウドやスマホのようにCPUやストレージを外部化することで、通信機能(近距離通信機能だけでも可能)を持つだけで様々なものがインターネットにつながる。この事実が持つ将来の可能性について論じた本。最近でもApple Watchが発表された(2014年9月)こともあり、それはさらにいよいよ大きな可能性を見せつつある。
金融商品(保険が例に挙げられている)ほとんどすべての領域に影響がありそうだと。

本として、面白かったか(卓越性や意外性が感じられたか)というとその点ではイマイチ。でも、ソーシャルマシンと呼ぶにせよIoTでもM2MでもIoEでもいいが、非常に大事なコンセプトであることは確か。