- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040820132
感想・レビュー・書評
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☆☆☆2017年8月レビュー☆☆☆
『里山資本主義』に続く、これからの日本の針路を示す著作。身近なものを生かし、原価ゼロで人と人とのつながりを大切にして暮らす。それが持続可能な社会ではないだろうか、と考えさせられた。
今回のテーマは「里海」。四方を海に囲まれた日本において、海とどうつきあっていくべきだろうか?瀬戸内海のアマモ復活プロジェクトを中心に書かれている。
僕は今、都会に住んでいるが日々の仕事や生活の中で何かできることはないか、考えたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
牡蠣筏によって、浄化されていく海。自然物を利用して自然を取り戻していく。ステキな考え方だと思った。赤潮の時と筏設置後の写真を実際に見比べた時は同じ海とは思えないほどキレイになっていて感動した
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里山資本主義も読みました。
里山よりも里海のほうが、親近感がわきます。
やはり、どちらかというと山よりも川や海の近くで
生活してきたからかもしれません。
だけではなく。
里海資本論の考え方は、都市も地方も関係なく
全体でできうる考え方だと思うのですが
里山資本主義の言われ方は、都市対地方(田舎)という
間違った対立に取られる部分があると思います。
今住んでいる家の近くは、23区内ですが、近くの川や
畑、森と自然が多く
虫・鳥もたくさん見かけます。やはり自然や多様性
を人間の手によって作り上げていくということが
大事なのではないかと思います。