60歳から毎月20万円入る術 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820699

作品紹介・あらすじ

「卵を産むニワトリ」を手に入れる!
お金の不安から解消されるためには、ストックでまとまったお金を持っているよりも、「フローでお金が入ってくる仕組みを作る」ことが重要です。具体的に言えば、「60歳までに1億円」よりも「60歳から毎月20万円」を目指すべきということです。
 もし毎月20万円を手に入れる「仕組み」を手に入れれば、全額を使い切っても翌月またお金が手に入りますから安心です。(「はじめに」より)


<本書の内容>
定年後になって経済的危機に陥る「老後破綻」が増えているという。その原因は、定年前から老後の資産形成について準備していなかったことにある。低成長、低金利の時代を豊かに生きる方法を投資初心者にもわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 「本書は、40代から50代までの資産運用未経験者を対象に、知識ゼロから不動産投資を学ぶことによって、老後の経済定期な不安を解消する具体的方法をマスターしてもらうことを目的にしています。」(はじめに)

    著者の内藤忍氏は、以前はバランス投資によるリスク分散を中心とした投資本を執筆していましたが、最近は海外不動産、ワインと来て今度は国内不動産への投資本と、リスク分散という観点で言うとかなり危険に感じる。
    方針を変えられたのでしょうか。

    たしかにマイナス金利や都心への人口集中をみれば、借金をして都内の不動産に対して投資をするというのは合理的に見える。
    しかし、地方に住む人間から言わせてもらえば、東京都内の地名を言われてもどこにあるかはぼんやりしかわからないし、治安とか特色とか交通事情とかそういうものはもっとわからない。
    調べればわかるのかもしれないが、実際に住んでいるとか馴染みがある人に比べてそれは大きなハンデとなるのではないかと思う。

    そのような状況では、管理会社の選択もままならず、結果として自分の投資戦略としてはリスクが高すぎると思うので、自分的には使えない本でした。

    不動産投資についてのベーシックインカム的発想は悪くないので、RIET等を投資対象にすることでリスク分散を図りつつ、投資戦略に組み入れたい。

  • 不動産投資を進める一冊。

    不動産投資の実現可否はともかくとして、不動産投資について知ることができたという点では良かった。

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著者プロフィール

株式会社 資産デザイン研究所 代表取締役社長一般社団法人 海外資産運用教育協会 理事長1964年生まれ。東京大学経済学部卒、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント(MBA)卒。金融機関を経て、1999年にマネックス証券株式会社の創業に参加。株式会社マネックス・ユニバーシティなど、グループ会社の代表取締役などを歴任後、2013年1月より現職。早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。「内藤忍の資産設計塾」シリーズなど著作は40冊を超える。毎週金曜日配信の「資産デザイン研究所メール」は、配信数4万9000通を超える人気。 内藤忍の公式ブログ「SHINOBY'S WORLD」も毎日更新中。

「2022年 『あなたの人生に最適なお金の増やし方が見つかる 投資図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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