リーディング 司書と祈りの魔本 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002230
作品紹介・あらすじ
リィナの働く大陸図書館地階位には、呪われた「魔本」と格闘する司書-"読解の異能者"がいる。隻眼に異端の力を封じる先輩司書ジーン、小悪魔系女子(?)エチカ、腹黒上司のヴェルネル。個性派メンバーに囲まれて、片想い中のジーンに近づこうとがんばるリィナ。だが、かつて彼女の叔母から光を奪った最凶の「魔本」を読み解け、という危険すぎる指令を下され!?新米司書リィナの図書館奮闘記、心震えるクライマックス。
感想・レビュー・書評
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因果は巡ってやってくる状態で、己の手元にやってきたのは
昔叔母の目から光をうばった仕事。
そもそも秘密なので、そりゃ1人だけで当たらせようとしますね。
像が持っている本には人が乗れる。
どうでもいいような話が、こんな所に活かされるとは?!w
しかし、どさくさまぎれて男どもは何してるのでしょう?
どさくさ軍団多過ぎです。
でも叔母さんの方、解決してよかったよかったw
こっちのカップルすごすぎです。
本編カップルもすごいですが。
何そのタイミング。
というか、きっちり言葉にしなかったぞこの男!
まぁ…頑張った方、という感じもしなくはないですが。
そうして、違う意味で最後まで頑張っていた叔母さん。
きちんと彼とはゴールしたのでしょうか?
やっぱりあっちが気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本が魔に染まる魔染とか、その魔を消去するリーディングの能力とか設定はしっかりしていて、充分おもしろかった。
それだけに、禁断の本ムーヴァルや図書館の闇の歴史など、もっと掘り下げて書かれてもよかったのではないかと、少し残念な感じがした。 -
シリーズ通して面白かった。
主人公が成長していくのが読んでいてよかった。
この回は主人公のおばさんの謎が明らかになって図書館の核の部分とか出てきて読んでて面白かった -
設定自体はすごく面白いし、最終巻で色々解決したのはすごく良かった。
だけど、最終章の「週刊少年ジャンプの打ち切りマンガの最終回」に似た雰囲気が微妙。 -
特になし。まぁ、大筋予想通りの展開でした。
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シリーズ最終巻。
ちょっとあわただしいまとめだったと思うけど
これからの二人がどうなっていくのか
きっとほほえましい二人なのだろうと想像しつつ
読み終えた。 -
3巻で完結巻。
リィナに対しての気持ちに無自覚ながらも他の男に嫉妬するジーンが可愛かった。
あと、ここぞとばかりにリィナを支え抱き締めてあげるのにもニヤニヤ( ̄∀ ̄)
しかしそんな恋愛要素も意外に少なくてやはりファンタジア文庫読んでる気分だった…。
あと途中読んでるのが辛くなった。だらだらというかなんというか…。
個人的にはもっと二人のラブラブな所が見たかったのでちょっと低めの評価(苦笑)