特等添乗員αの難事件II (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002452

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず軽く読みやすいので、あっという間に読み終わる。物語が都合よく進むのも相変わらず。水平思考を説明する老運転手の言動が一番、興味深い。答えはすでに内にあるということは、その通りであるが、その内にあるのは知識に依存しているため、論理で知識を導き出すか、閃きで導き出すかの違いではあるものの、ベースとなる答えは変わらないため、手っ取り早く答えに行き着くかどうかの違いではないかと思われるが、理解が乏しいだろうか。端々で水平思考の問いとして提示されるものは、どうしても知識の有無で答えられないものばかりではないかと思うのは自分だけだろうか。
    それにしても、やくざはそんなに甘くはないだろうと思う。

  • 主人公よりも脇役の能登さんが気に入って読んでるかも。番外編で能登さんのお話でないかなぁーー。

  • 読了

  • 松岡 圭祐の特等添乗員シリーズの第2弾です。
    第1弾は、キャラクターの紹介を中心に、さらった終わった感じでした(面白かったんですが)が、今回はもう少し進んだ感じですね。

    それぞれのキャラクターが出てきだした感じです。

    私のように、松岡 圭祐の作品が読んでみたいけど、なんかどれも結構出てるしって方にお勧めです。

    軽い感じで楽しめます。

  • 20120703読始。20120705読了。

  • 水平思考って、今の政府にも身につけさせたいな!
    ホント!読んで痛快な気持ちにさせるシリーズです
    ルパンなどのように、最後は主人公が勝つと思うから
    純粋に楽しんでいます

  • いつもながらの爽やかな風・・・
    でも
    Qちゃんの方が,好みかな・・・

  • ララテルシンキングの申し子浅倉絢奈が絶不調の状態に陥るαシリーズ二作目。

    ぎくしゃくした姉との関係や恋人の壱条との関係のエピソードは正直青臭いなあ、とも思ったのですが、結局いい雰囲気で終わらせるのはさすがエンターテイメントに徹しきった松岡さんの作品だなあ、と思います。

    閃きで事件を解決に導くためロジックなどの説明が少なくそのためか、他の松岡作品と比べてもこのシリーズはかなりテンポのいい作品になっています。

    思わぬ解決法もこのシリーズの魅力ですが、生活に役立ちそうな雑学もちらほらと見られるのもまたうれしいところです。

  • 一気に読めました。

  • Qシリーズと比べると個人的にはこっちの方が好き。
    話の展開やキャラクターは「現実にはそんなことありえねーだろ」と言いたくなることもあるが、それでも最後まで一気に楽しく読ませてくれる。

    日常の視点をがらっと変えてくれる絢奈のラテラル・シンキングに今後も期待。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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