特等添乗員αの難事件II (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002452
感想・レビュー・書評
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相変わらず軽く読みやすいので、あっという間に読み終わる。物語が都合よく進むのも相変わらず。水平思考を説明する老運転手の言動が一番、興味深い。答えはすでに内にあるということは、その通りであるが、その内にあるのは知識に依存しているため、論理で知識を導き出すか、閃きで導き出すかの違いではあるものの、ベースとなる答えは変わらないため、手っ取り早く答えに行き着くかどうかの違いではないかと思われるが、理解が乏しいだろうか。端々で水平思考の問いとして提示されるものは、どうしても知識の有無で答えられないものばかりではないかと思うのは自分だけだろうか。
それにしても、やくざはそんなに甘くはないだろうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公よりも脇役の能登さんが気に入って読んでるかも。番外編で能登さんのお話でないかなぁーー。
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読了
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松岡 圭祐の特等添乗員シリーズの第2弾です。
第1弾は、キャラクターの紹介を中心に、さらった終わった感じでした(面白かったんですが)が、今回はもう少し進んだ感じですね。
それぞれのキャラクターが出てきだした感じです。
私のように、松岡 圭祐の作品が読んでみたいけど、なんかどれも結構出てるしって方にお勧めです。
軽い感じで楽しめます。 -
20120703読始。20120705読了。
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水平思考って、今の政府にも身につけさせたいな!
ホント!読んで痛快な気持ちにさせるシリーズです
ルパンなどのように、最後は主人公が勝つと思うから
純粋に楽しんでいます -
いつもながらの爽やかな風・・・
でも
Qちゃんの方が,好みかな・・・ -
ララテルシンキングの申し子浅倉絢奈が絶不調の状態に陥るαシリーズ二作目。
ぎくしゃくした姉との関係や恋人の壱条との関係のエピソードは正直青臭いなあ、とも思ったのですが、結局いい雰囲気で終わらせるのはさすがエンターテイメントに徹しきった松岡さんの作品だなあ、と思います。
閃きで事件を解決に導くためロジックなどの説明が少なくそのためか、他の松岡作品と比べてもこのシリーズはかなりテンポのいい作品になっています。
思わぬ解決法もこのシリーズの魅力ですが、生活に役立ちそうな雑学もちらほらと見られるのもまたうれしいところです。 -
一気に読めました。
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Qシリーズと比べると個人的にはこっちの方が好き。
話の展開やキャラクターは「現実にはそんなことありえねーだろ」と言いたくなることもあるが、それでも最後まで一気に楽しく読ませてくれる。
日常の視点をがらっと変えてくれる絢奈のラテラル・シンキングに今後も期待。