特等添乗員αの難事件II (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月22日発売)
本棚登録 : 1553人
感想 : 128件
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- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041002452
感想・レビュー・書評
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前作が面白かっただけに残念。自作への伏線?だけが目に付き、思考の転換を楽しめなかった。
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相変わらず軽く読みやすいので、あっという間に読み終わる。物語が都合よく進むのも相変わらず。水平思考を説明する老運転手の言動が一番、興味深い。答えはすでに内にあるということは、その通りであるが、その内にあるのは知識に依存しているため、論理で知識を導き出すか、閃きで導き出すかの違いではあるものの、ベースとなる答えは変わらないため、手っ取り早く答えに行き着くかどうかの違いではないかと思われるが、理解が乏しいだろうか。端々で水平思考の問いとして提示されるものは、どうしても知識の有無で答えられないものばかりではないかと思うのは自分だけだろうか。
それにしても、やくざはそんなに甘くはないだろうと思う。