特等添乗員αの難事件II (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002452

感想・レビュー・書評

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  • 前作が面白かっただけに残念。自作への伏線?だけが目に付き、思考の転換を楽しめなかった。

  • 相変わらず軽く読みやすいので、あっという間に読み終わる。物語が都合よく進むのも相変わらず。水平思考を説明する老運転手の言動が一番、興味深い。答えはすでに内にあるということは、その通りであるが、その内にあるのは知識に依存しているため、論理で知識を導き出すか、閃きで導き出すかの違いではあるものの、ベースとなる答えは変わらないため、手っ取り早く答えに行き着くかどうかの違いではないかと思われるが、理解が乏しいだろうか。端々で水平思考の問いとして提示されるものは、どうしても知識の有無で答えられないものばかりではないかと思うのは自分だけだろうか。
    それにしても、やくざはそんなに甘くはないだろうと思う。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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