万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005620

感想・レビュー・書評

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  • 探偵の探偵でおもしろいじゃん「松岡圭祐」さんとなったんで、
    読んでみるか?
    でも、
    長いシリーズだからなぁ。。。
    と、
    ずっと読もうか読まないかと迷っていた万能鑑定士シリーズについに手を出した!

    現在読み終わってるのは、
    万能鑑定士Qの事件簿1と2で9を読んでいる途中で、
    特等添乗員αの難事件の1巻と、
    この、
    万能鑑定士Qの短編集です!

    結果的に、
    この短編から読んで正解!
    これを読んでつまらなかったら万能鑑定士シリーズは合わないよ。

    主人公「凛田莉子」が万能鑑定士。
    自分のお店は飯田橋にありますが短編集は代官山の「ジャック オブ オールトレーダーズ」が舞台となります。

    店長が香河崎さんで、
    店員の駒澤さんと蘭田莉子は一緒に行動する感じ。

    確かに人は死なない!
    で、
    ミステリーで雑学というかウンチク満載?!

    ミッキーマウスの憂鬱でも思ったし、
    もちろん、
    探偵の探偵でも思ったんですが本当によく調べている人が書いてます。
    真の、
    万能鑑定士は作者さんじゃないのか?!
    と、
    思うくらいですよ。

    ダイヤモンド
    水晶
    バスケット
    絵画
    握手券
    が、
    テーマにお話しが書かれています。
    で、
    絵画には特等添乗員αさんの浅倉絢奈も登場!
    つか、
    浅倉絢名のほうが好きかも?!
    で、
    α買ったんですけどね。。。

    おもしろいからオススメ!

    とりあえず、
    タロット占い師からタロット鑑定士に変わったのに理由はありません?!

  • 万能鑑定士Qシリーズ短編集。小笠原と莉子の仲も深まり、絢奈も家族との仲が良い方向に向かいとても良い変化の楽しめた一冊でした。しかし莉子の推理すべき謎はなんとなく憶測がたつけど絢奈の方はからっきしついていけません、絢奈の話もっと増えてくれたらなぁ。。。

  • 短くてもどの話も読み応えがあり満足感があった。シリーズの他の作品も続けて読みたくなる。

  • 万能鑑定士・凜田莉子が活躍するシリーズの短編集。
    本作は一つ一つの物語は短編であるものの、1冊でひとつの大きな物語になるような設計になっている。
    莉子が質屋に一ヶ月間に出向し、その間に起こる騒動を描いている。質屋の駒澤さんが莉子とつかず離れずの態度を取っているのがなぜなのか、小笠原のことを案外よく理解しているのがなぜなのか、と思いながら読んだが、ラストでその理由が明かされる。このあたり、うまいなあと思う。
    小笠原もそこかしこでいい活躍をし、莉子との仲が少しばかり進展する。それにしても、この二人はどこまで中学生的恋愛を続けるのだろう?

  • 短編5作ですが、それぞれ趣きが違って楽しく読めます。

    絢奈が出てくる作品もひとつあって、儲けた感じでした。

    しかし、よく思い付きますねえ~

  • とても読みやすい。
    一気に読み終わりました。

    短編集なので、人物間の関係がいまひとつわからない所もありますが、シリーズを読む時の楽しみにしたいですね。

  • 身構えることなくサクサク読めちゃうミステリー。
    千里眼シリーズとはまた違う面白さがあって好き。

  • 短編もいけるよ!おもしろい

    推理劇や難事件とは異なる番外編のショートストーリー集かと思いきや
    莉子と小笠原の進展がはっきりとみられたり、絢奈まで出てきてなんと贅沢な今作

    もともとライトノベル感覚で読めていたのがさらにラノベ感増してます
    次回も短篇集なのが若干気になるけど
    新たな楽しさが見られた一冊だった。

  • 短編でもいいね?

  • 相変わらず面白かったですよ。簡単に手軽に読めるミステリーとしては良く出来ていると思います。また、よくもまぁネタがつきないなぁと思います。今回は短編なので章立てになっており、1章で一応一話完結というような形を取っているので、会社や学校のお昼休み時間など、短い期間でもショートフィルムを見ているような感じで読書出来ると思います。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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