櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006955

作品紹介・あらすじ

北海道、旭川。平凡な高校生の僕は、レトロなお屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女には、理解出来ない嗜好がある。なんと彼女は「三度の飯より骨が好き」。骨を組み立てる標本士である一方、彼女は殺人事件の謎を解く、検死官の役をもこなす。そこに「死」がある限り、謎を解かずにいられない。そして僕は、今日も彼女に振り回されて…。エンタメ界期待の新人が放つ、最強キャラ×ライトミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 、、、やらかした(/ _ ; )
    このシリーズ昔順番分からずに適当に買った2冊しかないと思って、Amazonで1巻をポチったのに、、、
    読んでみるとなんか知ってる話だなってなってよく本棚探したら、、、
    あるんかい!Σ('◉⌓◉’)

    それでもちゃっかりもう一回読んでも面白いよ\(//∇//)\

    ドラマを見たのが最初だったけど、小説は小説の良さがあるからやっぱり好きd( ̄  ̄)

    そこまで酷い死とか殺され方とかの描写ごあるわけじゃないから、殺人ミステリーが苦手な人でも読みやすいのでは(°▽°)?

    とりあえず順番通りに読んでみようと思い立ったので次は2巻に突入じゃい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

  • 標本士であり、何よりも骨を愛する櫻子さんと、そんな彼女に振り回される高校生の正太郎。
    2人が様々な事件に巻き込まれていく。

    櫻子さんがかなり個性的。骨にしか興味がないからこその冷静な観察力、判断力がすごいし知識量もすごい。

    正太郎との出会いや櫻子さんの過去やその後が気になる。

  • 昔からお気に入りのシリーズ。
    内容の読み応えに加え、登場人物も魅力的であり、更には舞台となっている旭川についても知る事ができる。
    私自身、この本を読んで北海道に行きたくなった。

    この本の大きな特徴は、ご遺体の状態がかなり詳しく描かれている事である。
    他のミステリーでも、「腕時計の位置」や「倒れていた場所」といったことは出てくるが、櫻子さんはそれらに加え、法医学の観点からも謎を解くヒントを探っていく。
    法医学で分かることとして、例えばご遺体の何を見て死亡推定時刻を決めているのかなどがある。

    ミステリーを読む中で、あまり気にした事のなかった事に注目している面白い本である。


  • 良い

  • 昔から大好きなシリーズ。

  • ちょこちょこ初耳学みたいな感じで知識が書かれてるから読んでておぉ〜ってなる部分多めだった。
    最後のお話は善悪では図れないお話でした。

    櫻子さんみたいに白シャツ×黒スキニーが似合う人になりたかった(笑)

  • 3つの物語が収録された短編集的な本でした。
    どんでん返しや、ワクワクするトリック等はあまり無かったですが、キャラクターと物語の雰囲気は良かったです。
    小説が全18巻ということで、かなり長いですが少しづつ読んでいこうと思います。

  • 登場人物、トリックは今までどこにでも出てきた感がある。同人誌感ともいえるか。未来のことが少し書いているが、巻数がないのにそれはやめてほしい。続きをどんどん買ってね、アピールなのか。この手法は好きではない。

  • 死体は出るけど、グロいけど、どこかマイルド。これぞラノベマジック。
    櫻子さんはまあいいけれど、正太郎が凡庸すぎて面白みがない。さらに幼すぎで違和感がある。
    ネタはまあまあ。

  • 【再読】九条櫻子は旭川の名家のお嬢様。何よりも『骨』を愛する美しき標本士であり、検死の真似事もできる。行く先々で『死』と出会う櫻子さんは高校生の館脇正太郎を伴い、死体や骨から死の謎を解いていきます。謎が解決しても必ずしもハッピーエンドにはならないというのがこの作品の魅力でしょう。冷徹で合理的な櫻子さんと、感情を迸らせる正太郎の会話の絡み合いが物語を盛り上げています。故郷の旭川が舞台の作品というだけで読み始めましたが、なかなか面白い。いずれ櫻子さんがいなくなる描写もあり、物語の辿り着く先を見届けたい。

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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