カブキブ! 1 (角川文庫)

著者 : 榎田ユウリ

• KADOKAWA (2013年8月24日発売)

感想・レビュー・書評

[minaさんの感想 · 2014年1月12日]

歌舞伎好きの高校生が高校で「歌舞伎同好会」を立ち上げるお話。
部員集めから場所の確保など苦労の連続だけど、個性的なメンバーが次々集まり、幾多の苦難を乗り越えていく・・・・。
最近「ぴんとこな」って高校生の歌舞伎役者のドラマをやってたけど
それで扱ってた演目とだいたい同じ。「三人吉三」とか。歌舞伎のこともなんとなくわかって面白かった。現在２巻まで発売中。

[カルルンさんの感想 · 2013年12月15日]

歌舞伎が好きだから、部活で歌舞伎部を作りたい。
研究するのではなく、実際に自分達でやってみたい。
というところがなかなか斬新。

実際、一つの高校にこんなに多才な高校生が集まっているものかと、少々ツッコミたくはなるが、主人公クロのややウザいけれど憎めない熱血さがストーリーに勢いをつけている。

[Tsunさんの感想 · 2013年11月30日]

正直ちょっぴりテンションの高さについていきかねる部分もあるのだが・・・
とにかく青春っていいねえ(笑)

歌舞伎って随分昔にちょっぴり見たぐらい。
また、見てみるのもいいかな。

1巻はちょっと混沌とした感じ。
2巻目以降にさらに期待。

[ともりぶさんの感想 · 2013年11月28日]

歌舞伎の演目に興味を持つには至らなかったけど、部活ものとして面白かった。

[maaさんの感想 · 2013年11月27日]

とにかく、高校生たちが一生懸命なのが可愛くて応援したくなる。

好きなことに一生懸命。
自分の事に一生懸命。
誰かのために一生懸命。

どれも、まぶしいくらいの青春だ。
猪突猛進な部分もあるのがまた可愛らしく微笑ましい。

読みやすい文体で、サラサラと物語は進んでいく。
歌舞伎という、一見とっつきにくいテーマなのに、読んでみるとあら不思議、うん、これはただの青春ブカツ小説だ。
歌舞伎については最低限必要な説明を、必要な箇所で入れてくるくらいだから、それほど難しく感じない。
(ただし、歌舞伎の台詞はそのままではやっぱり、意味がさっぱりだ)

歌舞伎、見に行けばもっと理解が深まるかなあ…
思わずそんなことを思わせるのだから、良い歌舞伎の啓蒙にもなっているのかも。

[くまさんの感想 · 2013年11月12日]

部活結成～初舞台開始まで。
これぞ青春って感じ。時々太文字になるのはちょっとラノベっぽいかな？挿絵があっても違和感なかったかも。

[tsunaさんの感想 · 2013年11月9日]

これも表紙買いである。イシノアヤの絵で買った訳だが、超面白い。部活で歌舞伎をしようと考える高校生っていうのもスゴいが、周りのキャラも個性的な面々ばかりだ。この巻では人物紹介、カブキ同好会のメンツを集めて初舞台へと進むまでである。今後が気になる。

[12yo-yoさんの感想 · 2013年11月5日]

おもしろかった。
まず歌舞伎という題材に興味をそそられる。歌舞伎好きな高校生が、自分でもやってみたくて部活創設を目指すという設定に親しみを覚える。メンバーとなるキャラの濃い生徒たちに好感が持てる。主人公クロの祖父や顧問の先生の父親といった周辺人物も魅力的。
クロに冷ややかな目を向ける梨園の御曹司蛯原も、律儀なところがかわいくて、今後の関係の変化に注目したい。
素人向けの解説や程よく折り込まれる蘊蓄のおかげで歌舞伎への興味も深まり、取り上げられた演目を自分も観たくなってくる。そして、続きが早く読みたい！

ただ、『敷居が高い』の誤用は気になるところだな。

[narita621さんの感想 · 2013年10月2日]

続きが気になる！
歌舞伎が見たくなりました

[hosinotukiさんの感想 · 2013年10月2日]

個性的なメンバーが集まって歌舞伎部（同好会）結成！ご都合主義的にメンバーが集まりうまく行き過ぎ感はあるけれど、さくさくっと読めて会話もいかにもありそうで面白かった。続きが楽しみです！

著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ！」シリーズ、「魚住くん」シリーズ（角川文庫）、「妖き庵夜話」シリーズ（角川ホラー文庫）、「宮廷神官物語」シリーズ（角川書店ビーンズ文庫）など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」