うちの執事が言うことには (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.32
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本棚登録 : 1356
感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041012642

感想・レビュー・書評

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  • ドルチェヴィスタシリーズが一番好きだったなぁと痛感させられた。

  • 時折キャラの感情についていけなかったけど、概ね面白く読めた。まだまだ主従レベル1な二人は、これから仲良くなっていくのかな。

  • 新米執事と未熟な当主のコンビが贈る“上流階級の日常”系ミステリ。窃盗、殴打、誘拐事件――と、日常の謎にしては物騒な内容もお金持ちにはよくあること。設定から漂うBL臭さは措いといて、犯人の目星が付きやすく、目を見張るようなトリックや意外な真相が用意されているわけでもないに関わらず、抜かりのない伏線配置と推理プロセスに少なからず「なるほどね」と感心します。いわゆるライトミステリと呼ばれるジャンルにおいて、ここまできっちりしっかり本格している作品も稀有でしょう。普通に巧いです。

  • 著者買い。

    しばらく積読されてて、
    勝手に「失敗だったかな~?」なんて思ったりしたけれど、
    待ち時間に読み始めたら一気に読み終えていました。

    まだまだこれから、な主従がいい感じです。
    これからどうなってゆくのか楽しみです。

  • 作者買いしたけど、よくも悪くもライトノベルだなー。。
    ラノベが読みたくて読んだら、良いんだろうけど。


    軽いミステリー、キャラクター中心ものの小説。
    さくっと読みたいときに。かな。

  • 坊ちゃんのわがままっぷりに腹たちつつもなんとなくページをめくるてが止められない

  • 突然引退して名執事と共に旅に出てしまった父の後を継いで、名門・烏丸家の当主となってしまった18歳の花頴と、名執事の後を継いだ22歳の駆け出し執事・衣更月。合いいれない二人が今後どのようにお互い認め合って、それぞれ成長していくかが読みどころなのでしょう。まだキャラの押し出しが弱いかな~。脇役である赤目のほうが印象的。

  • 疲れてくると甘い物が欲しくなるように、読み物も軽めの物が欲しい時におすすめな本書は、肩の凝らない、ライトなミステリです。
    当主と執事コンビだなんて、ワクワクしちゃいます。
    若い主従コンビの成長を楽しむもよし、スーパー家令の鳳さんの手腕を楽しむもよし、少女漫画のようなきらびやかな世界で明日への活力がわいてきます(誇張)。
    たまに深い話も出てきてあなどれません。

  • ミステリーかと問われると、その分野に入るかなぁというような、ゴリゴリの推理物ではありません。
    執事とミステリーと言えば、お嬢様と織りなす推理物がありますが、この作品に出て来るのは、完璧な執事では無く、どちらも成長中の主人と執事。完璧な執事も出てくるけど、主役では無い。ご主人様サイドと執事サイドと両方あり、無表情の中で何を思っていたのかが語られ、お互いが相手のことを考え始めてるんだなっと読み取れ面白かった。どちらも同じ人を尊敬している者同士、きっとお互いも尊敬し合えるようになるんだろうな。

  • ラノベと思って読めば星3
    一般文芸と思って読めば星2
    ミステリにする必要はない気がする。
    渾身の「鳳ーヘップバーン」は好き。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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