「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014837

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  • あぶさんのモデルは、愚直でかっこいい。昭和のパリーグ好きだ。代打で凡打した後に風呂入ってたら、打順が回ってくるとこがたまらない。

  • リアルタイムでは知らないがエピソードだけは知っていた選手。こんな個性的な、でも魅力的な人物だったとは。

  • 明け方まで飲み明かし、酒の抜けぬまま球場入りして、ホームラン。古きよき時代の野球選手の話。永淵洋三のことは知らなかったが、ルーキーイヤーは二刀流だったというのも興味深く読んだ。今でこそパリーグには人気選手もいるが、40年前はまだ『人気のセ、実力のパ』の頃。テレビでパリーグの選手を見るのは、オールスターと日本シリーズくらいだった。今はなき近鉄バファローズの選手というのも渋く、野球好きにはたまらない一冊だった。

著者プロフィール

澤宮優(さわみや・ゆう) ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。主な著書に、『バッティングピッチャー』、『炭鉱町に咲いた原貢野球』、『昭和十八年 幻の箱根駅伝』(以上、集英社文庫)、『世紀の落球』(中公新書ラクレ)、『イップス』(KADOKAWA)、『戦国廃城紀行』(河出文庫)、『暴れ川と生きる』(忘羊社)、『集団就職』(弦書房)など多数。

「2023年 『「二十四の瞳」からのメッセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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