ラスト・マタギ 志田忠儀・96歳の生活と意見

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著者 : 志田忠儀
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041015186

ラスト・マタギ 志田忠儀・96歳の生活と意見の感想・レビュー・書評

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  • 15歳でクマを撃ち山と生活を共にした志田さんの自伝。書くのは苦手と最初に書かれているがなんの。
    狩猟や戦争体験、山の保全活動、遭難救助の話などで興味深い。
    2014年の時点で98歳とのことだがこういう方こそ人間国宝やと思う。

  • 大正5年生まれの山形のマタギ、志田忠儀さんは仲間内でも名人として名高い。
    初めてクマをしとめたのが15歳、仕留めたクマは50頭。1年を通し山の恵みで生活する彼の暮らしと知恵を綴る。
    多くの職漁師、職猟師が存在した時代の記録としても重要な1冊。

  • マタギ人生の自伝。途中で戦争などに行った時代も書かれる。日本人にとって、動物の命をいただくのは、神に感謝してからという、本道。森羅万象の神と共に生きるという精神が、全く当たり前のこととして身についている方なのだろう。もっと現代の忘れかけている人々にお説教してほしかったな。とも思った。自然とともにあり美しい人生だ。

  • マタギの重たげな秘伝の話かと思いきや、
    軽めの自伝っぽいお話。

    後半は登山救助のお話で、身につまされました。
    朝日岳は是非とも行かねばならん、と思た。

  • 猿を抱く表紙の人物が、志田忠儀その人です。猿がじぶんからこうしてきたというのです。なんとも不思議な写真に惹かれて手に取りました。
    世界遺産になる遙か前の白神山地、そこでマタギとして生活していた吉田は、自然保護という概念もない頃から、保護を訴えます。豊富な山の知識と経験から、山岳救助にもかり出され、多くの遭難者を救助します。
    生活と意見、とあるように、ここには伝統的なマタギの生活ばかりでなく、現代に生きるマタギとしての、ひとつのあり方も描かれています。
    けっして多くを望まず、慎ましく暮らしていた吉田とその家族。吉田は時代がもとめるままに、その腕を差し出し、抱く。その生き方は、正直で誠意あるひとりの男の選択でもありました。

  • 読書録「ラスト・マタギ」5

    著者 志田忠儀
    出版 角川書店

    p101より引用
    “その性質のため、昔はわれわれがクマ狩り
    を行うとき、勢子の声を聞くと真っ先に逃げ
    出していた。ところが保護されるようになっ
    てからは、人間が危害を加えないことを知り、
    逃げないどころか、時としては人のすぐ側や
    人家の周辺まで近寄ってくるようになっ
    た。”

    目次から抜粋引用
    “クマを撃つ
     魚を捕まえ、動物を追う
     山に生まれ、自然とともに暮らす
     岳人を助ける”

     山と共に生き続ける著者による、彼の人生
    を振り返って記した一冊。
     熊狩りについてから山岳救助についてまで、
    穏やかな語り口で記されています。

     上記の引用は、カモシカについて書かれた
    項での一節。
    このごろ良くニュースで、町中にイノシシが
    現れてゴミを漁ったり、通りがかった人に噛
    み付いたりする事件を耳にします。
    人の近くに来たら危険であると、野生動物に
    思い込ませることが、彼らにとってもいいこ
    となのではないでしょうか。
     山に関わって70年という著者の経験が、語
    りかけるように書かれていて、じっくりと時
    間をかけて読みたい一冊です。

    ーーーーー

  • あまり心にひっかからなかった…

  • 8歳で山に入り、15歳で熊を撃つ、山に生きてきた男・志田忠儀、96歳(刊行時)。
    猟、釣り、キノコ採り、戦争体験、山小屋の管理や遭難救助隊、環境活動を描く。

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