七色の毒 刑事犬養隼人 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.60
  • (60)
  • (239)
  • (235)
  • (20)
  • (2)
本棚登録 : 2130
感想 : 185
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020463

作品紹介・あらすじ

善人は、たちまち悪人になりえる--。次々と襲いかかるどんでん返しの嵐!話題作『切り裂きジャックの告白』の犬養隼人刑事が、“色”にまつわる7つの怪事件に挑む連作短編集!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 刑事犬養が七つの色と毒にまつわる事件を解決してあく連作短編集。

    あくまで私の所感だが、ミステリにおける連作短編は、物語の展開が強引で、どんでん返し感が薄い印象だが、著者の視点や張り巡らせる伏線の回収には、奥行きがあって呆気に取られる。

    当面、著者の積読書を引っ張り出して読み漁る日々が続きそうな予感。

  • 犬養シリーズ第2弾。
    タイトル通り、7つの毒のありそうな話の短編集。

    どんでん返しなのは、ええけど、何か人の心を弄んで、殺人に至らすみたいな後味の凄く良い?話の連チャン。
    裁けない悪みたいな感じなんやけど、そんな悪人でもない。
    人は、ある瞬間に、善人から悪人に変わるって事かな?
    しかし、この短編集で、どんでん返しばかりは、小説作るの大変な気が…

    犬養さんは、カッコ良いけど、それだけに女心は、分からんのか女性にはサッパリ。なのに、男性の嘘は、バッチリという個性的というか何というか…というキャラクター設定は面白い。

    まだ、シリーズ既に手元にあるので、楽しませて下さい〜(^_^)v

  • 大好きな作家さん、中山七里全然の短編集。
    こちらは、犬飼刑事の短編集ですな。

    俳優のような見てくれの犬飼刑事。
    男の嘘を見抜けるが、女の嘘は見抜けない(笑)

    この本も犬飼刑事がばっさばっさと見事に斬っていく(笑)

    短編集だが、一話一話にしっかりとどんでん返しを用意しているところが、さすがの中山七里先生。

    なかなか短編集でここまでのクオリティーって無いのではないかな?

    隙間時間に一話一話読むのがオススメ。

    親友が自殺した、、、
    って話は、おーそーくるんかい!ってびっくり。
    何冊もミステリ読んでるんだから、そういう展開も慣れてる筈なのに、毎回しっかりひっかかる、読書としても都合のいい私(笑)

  • 刑事犬養隼人シリーズ2

    色に因んだ犯罪を犬養刑事が、解決していく七つの短編集。

    犬養刑事は、どんな女性でも騙せそうな容姿を持ちながら、逆に騙されてばかりで「無駄に男前の犬養」と揶揄されているが、男の嘘は、俳優養成所仕込みの嘘を見抜く方法で、百発百中見逃さない。

    《赤い水》
    中央自動車道を、岐阜県可児市から、新宿に向かっていた高速バスが、防護壁に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となったが。

    《黒いハト》
    中学生の男子が、学校の屋上から、飛び降りた。
    彼は、学校内でイジメに遭っていた。
    校長は、不慮の事故として欲しいと、両親に申し入れたが。

    《白い原稿》
    新人文学賞を受賞した、ロック歌手が、殺された。
    彼の受賞作の出来は、最悪で、受賞は、出来レースだったのではないかと、噂されていたが。

    《青い魚》
    釣具屋の男の自宅に、婚約者と、その兄が、転がり込んできた。
    ある日、3人は、船釣りに出かけるが。

    《緑園の主》
    ホームレス狩りをしていた中学生グループのリーダー格の男子が、毒殺された。

    《黄色いリボン》
    性同一性障害の桑島翔は、誰にも見つからないように、ミチルに変身して、日に一度だけ、公園に出かける。
    ある日、その架空の桑島ミチル宛に、ダイレクトメールが届いた。

    《紫の供花》
    中央自動車道で事故を起こした、高速バスの会社で勤めていた、男が、殺された。
    全員が、彼を褒め、殺される原因は、見当たらないと思われたが。

    短編とは言え、流石「どんでん返しの帝王」
    意外な犯人に「えーっ」と思わされる。
    が、
    やっぱり、ワタシは、長編派なので、長いのが読みたい。

  • よくここまで物語があるなと感心しました。七色で統一感、一話と七話のリンク。

  • 長編と思ったらタイトル通りの7つの短編だった。
    ドンデン返しの作者なので、犯人を捕まえたと思っても、最後の真犯人が出てくる。主人公の設定も面白い。俳優を目指していた程の優男。その演技の勉強で培った相手を見る目で嘘を吐く事を見破る。と言っても男性限定で、女性に騙されるのがイイ。
    1作目と最後の7作目が繋がっていて、裁けない真犯人が殺される事件が発生。当然刺した犯人に辿り着くのだが、ここでまたドンデン返しが。
    じっくりとした長編では無いが、この最初と最後で繋がりができて一つの作品に仕上がっている。

  • 中山七里がこんなに面白い小説を書くとは知らなかった。「さよならドビュッシー」なんて馬鹿にしていたけれどね。七つの色一つ一つに関係する事件が七つ、それを犬養隼人刑事が解決する。どれも必ずどんでん返しがあって、薄っぺらい話で終わっていない。人の心を操るというところにポイントがあるかな。初めの話と最後の話がつながっているのも、まとまりを出していていい。それにしても「無駄に男前」と言われる犬養刑事の人物像がなかなか味がある。

  • 刑事犬養隼人シリーズ第二弾
    前作同様の長編かとおもいきや、7つの短編
    しかし、どれも単に謎解きというわけではなく、人間の闇を描いた秀逸な物語です。

    ■赤い水
    中央自動車道で発生した高速バスの事故。運転手の居眠り運転により、老人が死亡。しかし、この事故の裏側には..

    ■黒いハト
    いじめで自殺した中学生。学校側はいじめを否定。自殺の引き金をなった事象は何か?
    これは、闇を感じる作品

    ■白い原稿
    芸能人が公園で死体となって発見。新人文学賞も受賞して、作家としてもデビューしながらも、やらせ疑惑。一方で、その文学賞を逃した小説家を目指す男の狂気もあり。
    自殺か他殺か?
    結局出てくる人、みんな悪意がある人たちでした。

    ■青い魚
    若い女性と同棲始めた釣具店の中年店主。その女性の兄と名乗る男も一緒に暮らします。そして、3人で海釣りへ。
    そこで起きた事件の真相が面白い。
    これまた、それぞれの腹の中にある悪意、心の闇が良いですね。

    ■緑園の主
    年老のホームレスを襲っていた中学生が毒殺。中学生には二つの顔が..
    この事件の真相は奥深いです。
    この物語は好きです。

    ■黄色いリボン
    女装癖のある少年は「ミチル」を演じていたが、その「ミチル」が実在?二重人格?
    家族の闇がありました。

    ■紫の供花
    「赤い水」の高速バス会社の関係者が殺害。
    さらに保険金の受取は意外な人物。
    誰が殺したのか?
    その真相がこれまた深い
    この物語も好きです。

    それぞれの作品で描かれる「毒」がジワリと効いてきます。人間の悪意や闇をえぐりだしている物語ばかり。
    短編でしたが、とても楽しめました。

    お勧めです

  • 刑事犬養隼人 捻りの効いた短編集
    白い原稿:暑い8月公園のベンチで凍死
    青い魚:孤独な中年の遅すぎた春。
    「黒」「緑」毒のある中学生が登場。
    「黄色」小学生はお伽話の世界観。毒は周りの大人
    「赤い水」「紫の供花」繋がりあり。

  • 記録

  • 犬養隼人シリーズの2作目。
    7編からなる短編。
    特に印象に残った「赤い水」の後の「紫の供花」
    更に思いが深くなりました。
    人の心の闇、奥深さ。各々終盤でのまさかの展開。
    どんでん返しはやはり中山作品。
    面白い1冊でした。

  •  一般に七色とは、赤・橙・黄・緑・青・藍
    ・菫(紫)で太陽光をスペクトルで分けたときに見られる色、要は虹色のことを言います。
    でも、題名と目次は違います。
     目次は以下の通り。一 赤い水、二 黒いハト、三 白い原稿、四 青い魚、五 緑園の主、六 黄色いリボン、七 紫の供花、本来の七色とは無関係で、七つの短編です。
     中山さんの著書は、社会派ミステリー作品が多く、主人公の刑事犬養隼人を通して、この世の闇に葬られ今の法律では裁けない事件の真相にスポットを当て、その狭間を浮き彫りにし苦悩懊悩する刑事の姿が書かれているのです。目次の一赤い水と、七紫の供花は絶妙に繋がっています。基本的には短篇ですが、犬養が「赤い水」では、事件の真相を知っているにもかかわらず逮捕できなかった事件の関係者の一人は、「法律では殺意を裁けない」と逮捕を残念せざるを得なかった人物がいた。しかし、彼はその後ある行動に出たのです。それが「紫の供花」に記されている。(多少の無茶振りはありますが)
     小説には「まさか…それが動機なんですか」と書いていたが“殺された犯人”は誠実だが善人かどうかわかりません。ん?“殺された犯人”とは?と供花の謎が分かります。
     実におもしろい!

  • 短編集。

    あまり短編は好きではないんだけれど、今まで読んだなかで一番濃厚濃密で短編であることが気にならない一冊でした。

    「毒」という言葉が遅効性の毒のようにあとからじんわりと効いてくる。法では裁ききれない悪意や企み。しかし因果は結局巡ってくるというそちらもある意味「毒」であったように感じる。
    人間がもたらす毒は、周りから見える悪態や暴言、暴力だけではなかったことに深い恐怖を覚えた。

  • 赤色の回で伏線を張り巡らして、紫色の回でキッチリ伏線回収かい。
    お見事、もう達人としか言いようが無い。
    これからもずっとついて行きます笑

  • 犬養刑事が事件の謎を解く、7つの短編。「赤い水」「黒いハト」「白い原稿」「青い魚」「緑園の主」「黄色いリボン」「紫の供花」。「赤い水」と「紫の供花」は連作になっている。

    何れも、犯人に迫る捜査過程ではなく、犯人の意外性で読ませる作品。犬養刑事も真相を語る役に徹している。軽く読めて、それでいて切れのよい作品たちだった。

  • 無駄にイケメン(?)で、男の嘘はたちどころに見抜くのに、女の嘘は全く見抜けない刑事・犬養隼人が活躍する短編集、7編を収録。

    公害問題やいじめ、ホームレスなど、社会的問題をモチーフに、人の心の裏側の『毒』をあぶり出すミステリー。
    全てに『色』が付けられた表題が、特徴的です。

    それぞれ短編ですが、全ての作品で、最後の2〜3ページでどんでん返しが炸裂します。さすが中山七里氏ですね。

    特に、最初の『赤い水』と最後の『紫の供花』が密接に繋がり、それぞれがあっと驚く仕掛けになっています。

    最後の『紫の供花』は、不慮の事故で足に障害を負ったスプリンターの話ですが、最近読んだ同氏の『翼がなくても』とのリンクを感じました。

  • 7つの短編集。様々なテーマを描かれてるんだけど、さすがに短すぎてちょっと消化不良笑 真相に導く犬養刑事の着眼点と推理は脱帽ものなんだけど、短すぎるので、時間発生→解決、起承転結の起と結だけみたいな感じ。それぞれの作品を長編バージョンで是非読みたい。それにしても中山七里、才能があふれてます。凄い作家さんだな。

  • 中山七里さんの作品を再び刊行順に読み始め
    たー(^o^)
    イケメン犬養刑事シリーズ第2作目
    7つの事件をそれぞれ色に例えて描いた短編集
    最初と最後の事件は繋がりあり、7つのどの事件もやっぱりどんでん返しはいつもながらで、中山さんらしさが出ている
    岬洋介シリーズや御子柴礼司シリーズの様な派手さはないのだけれど、短編集なのでサクッと気軽に読むのにはいいと思う
    一見普通にその辺にいる人が、何かのきっかけで犯罪者になりうる
    そのあたりがちょっと怖い。。。

  • 確かにどんでん返し満載だったけど、それでスッキリということにはならず。それが作者の仕込んだ「毒」かな。

  • 何だかバタバタ慌ただしい日が続いてしまって全く本が読めない時期が続いていたのですが、やっと読めたー!やったー!
    やっぱり活字はいいものです。

    前回初めて犬養刑事の長編を読んだのですが、今回は七つの事件が収録された短編集。とはいえ一つ一つの話の内容がとても濃いのでこんなに沢山読ませてもらっていいんですか!?贅沢すぎでは!?と思いつつ一気読みしてしまいました。
    犬養刑事が俳優養成所に通ってた、とかとにかくめちゃくちゃにイケメン、とかの設定はこの頃から生き始めた感じなんですかね?
    あと話が七つなのは虹色だけじゃなくて七つの大罪もかけてるのかなぁとか思ったり。

    私は犬養刑事の話はイヤミスものだと勝手に思っているのですが(定義に当てはまってるかは分からない)、今回の話も何と言うか……人間の悪意めちゃくちゃに煮詰めた感じの話が多くてうわぁ、となるものもかなりありまして。
    個人的に「黒いハト」、「青い魚」、「緑園の主」あたりはちょっときつかったですね……短編でよかったこれ長編だったら途中で挫折してたかもしれないと思う。

    犬養刑事の話、とはなっているけれどほんの少しだけしか登場しなかったりとか別の刑事との絡みなんかもあったりするので話が一辺倒という訳でもなく、やっぱり中山七里さんは話の組み立てが上手いなぁと思いました。

  • 前作『切り裂きジャックの告白』の
    犬養隼人シリーズ第2作目です。
    前作とは違い、7つの短編となってます。

    どの話もページ数は少ないのに
    どんでん返しがあって面白かったです。
    なんとなく、こうなるかな?と思っていた
    展開を遥かに凌駕するオチばかりでした。


    ここからは各章の感想です。


    「赤い水」
    バス事故の話なのに、なんで赤い水という
    サブタイトルなんだろう?と思いましたが、
    まさかそう来るとは思いませんでした。
    法律は殺意を裁けない。

    「黒いハト」
    イジメは犯罪です。軽いものじゃない。
    イジメる側は本気でやってないことが多い。
    でもイジメられる側はいつだって本気で
    悩んで傷付いているんですよね。

    「白い原稿」
    本が売れれば何でもいいという
    出版社の考えは実際にはあるんでしょうか。
    私も書店員だった頃、問題になった
    犯罪者の独白本がありました。
    売りたくない本。心に刺さります。

    「青い魚」
    人間は皆悪人。程度の違いがあるだけ。
    その文章の通りだと感じました。

    「緑園の主」
    起こった事実と真相は別物。
    誰しも表の顔と裏の顔はあります。
    それにしてもな裏の顔でしたが…

    「黄色いリボン」
    世にも奇妙な物語みたい。
    翔と直也の続きが気になります。

    「紫の供花」
    書き下ろし作品。
    ある物語の続きが描かれてます。
    あの人は真の悪人にはなれなかった人。
    いろいろ考えさせられます。

  • 刑事犬養隼人シリーズ第二弾
    七色(七つ)の短編集。こんな短い話なのに二段構えなのが中山七里さんらしい。
    短編だから登場人物が少ないので犯人も二段構えの方の伏線もわかるので刺激は弱めかもですが中山七里ファンとしては120%楽しめる一冊。

    そしてこの辺りから犬養隼人の犯人に対しての良心の呵責を考えるようになったのかと。犬養隼人の強さも弱点も全て娘さんなんだと改めてわかる。

  • すごい…!七色の傑作!

    「…と見せてこう来るでしょ絶対」と、ある程度こちら側の探偵心を満たしつつ、それ以上の驚きを与えてくれる作品ばかりで中山ワールドの気持ち良さに陶酔してしまう。

    『白い原稿』中で犬養刑事が言った「特別じゃなかったら駄目なのか」という言葉は、なんだか胸に残った。他人と比べての特別性は本当に意味がない。

  • 1番最初の作品が1番印象的で、あとは比較的、この人の作風を知っていれば余計に、あとにくるどんでん返しが読めた、けど、最後に最初の作品の続きを持ってきたのが秀逸だと思った

    2020.12.5
    120

  • これも犬養シリーズだったのか、
    短編でさくっと、でもぞわっと読めます。
    お互いが加害者、そして始まりは
    終わりに。

  • 重い本を読んだ後だったのでサクサク読める本を、と借りた一冊。
    期待通り、サクサクと読み進められました。

    中山氏の別の作品にも登場した犬養刑事が解き明かす、7つの色に因んだ7つの短編集。

    中山氏はグロテスクな描写が多いのですがこちらはそういったタイプではありませんでした。

    殺人教唆、自殺教唆というケースが比較的多く出てきますが、人の心を操ることって現実にどの程度可能なのかなと、ふと思いました。

    総合的には可もなく不可もなく。
    楽しんで読めました。

    2014年11冊目。

  • 犬養隼人刑事が活躍する7編の連作短編集。短編なので、あっという間に読めるが、さらにどんでん返し付き。お気軽にどんでん返しミステリーが楽しめる。

  • 色にまつわる7話の短編集。
    どの話も、いわゆる普通っぽい人が「毒」に侵され加害者に。喪黒福造ではないが「心の隙間」は怖い。

  • 短編集なのにどんでん返しもあってサクサク読めた
    ただ、急に犯人の過去の出来事が話に出てきてその出来事が動機になっている
    もっと丁寧に書いてほしかった
    短編集だからしょうがないのかな

  • 色にまつわる短編小説。
    この事件の犯人たちに共通するのは、他者の目を欺くことに長けているということ。その犯人たちを捕まえると言うよりも狩るかの如く追い詰めていくのが主人公の刑事犬養隼人。
    読み終えた後に何度も「ううむ」と唸らずにはいられない1作。

全185件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×