- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041022986
作品紹介・あらすじ
天才と呼ばれる若き発掘師・西原無量が派遣されたのは、島根県出雲市にあるいわくつきの神域。無量が青銅製の髑髏を掘り当てた途端、地元名家の跡継ぎが発掘現場で遺体で見つかり……。シリーズ第2弾!
感想・レビュー・書評
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永倉よ、どっちを選ぶんだ!
今回は古墳の遺跡を発掘してその時の旧家のゴタゴタに巻き込まれる。
遺跡発掘して事件に巻き込まれる流れはどこかQEDシリーズに近しいものを感じる。あれは発掘ではなくて伝承を追って、ではあるが。
旧家の今時ではあり得ない縛り、みたいな雰囲気がそう思わせるのだろうな。
2023.9.3
148詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続き物の途中から読み始めてしまったけど面白かった。出雲神話から戦中戦後の混乱まで繋がる血統を巡るミステリー、好きじゃないわけない。
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人の名前とか地名とかちょっとややこしい。整理しながらじゃないと分からなくなっちゃう。
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2023/10/02 再読
そうか金垣が異動して、忍が入ってきたんだった。
現場は島根県出雲市。 -
この回から正式に忍が仲間になったということでいいんだろうか?
話のテーマ的には前回のような民俗学や天皇話が絡みつつ、古くからある名家の確執やら両家で連続する殺人事件やらで益々2時間ドラマ感が増した感じ。
専門的な知識なんかも多くてちょこちょこ調べながら読んでるけどとても楽しい。
今後あの3人の関係性がどうなっていくのかもきになるところ。
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蓬莱の海翡翠は コミックで読みました。
文庫で読んだのは初めてです。
西原無量と永倉萌絵 相良忍の発掘話し
蓬莱の翡翠の時は 相良忍は味方なのか?
という気がしたが 今回から はっきりと味方
出雲の発掘で 降矢家と八頭家が複雑に絡んでくる。
発掘チームの中に敵はいないのか?
コミックより 後半盛り上がる感じがしました。
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出雲に興味があるからか楽しく読めた。
誰が今考えているのか、時々分からなくなるような書き方だけど、3人の視点が合わさっているのは読んでいて何を思っているのか分かるので集中できて読める。こういう小説好きかもと思う。
前巻の萌絵の何も出来ずに騒ぐだけの子かと思っていたら今回の活躍で性格まで変わったような。内容はよかったのでキャラが確立してないような西原も人は多面性を持っているといいたいのかな??と思うようにして全巻集めてみようかなと思える話の持っていき方をしている。そこがタタルシリーズではない要素かもしれない。
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②
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シリーズ2「出雲王のみささぎ」
シリーズ1より、しっかり構成されていたように思う。
読み応えがあった。
出雲国造家の千家氏(せんげし)と北島氏のような降矢家と八頭家。
西原無料が発見する青銅製の髑髏。
ミステリーの抑えどころは慣れた感じがした。