本性

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 639
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023983

感想・レビュー・書評

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  • そこまでやる…か。

  • 前半サトウミサキのとこは面白かった。刑事側になりちょっと失速。最後はなぜこんな復讐を始めたのか、分かるような分からないような…。
    なんで最後までミサキの漢字は謎のままだったのか?

  • 何かすべて中途半端な印象。悪女なのか復讐の鬼女なのか、また伏線のエピソードもとってつけたような。あまり面白くなかったです。

  • 登場人物の前に正体不明の女、サトウミサキ。4章までの謎の行動にやきもきするが、5章以降刑事の章でその謎が明らかに…。15年前の事件の復讐譚は思わせぶりに終了、刑事宮下の真相究明が待たれる。

  • 「代償」ほどではありませんが良い意味で胸糞悪い気分になります。
    しかし後味の悪さでは「代償」超えているように思いました。
    やるせない気分になりたい時に是非!

  • 途中まで全く全体が見えず、どういう関係なのか、何が目的なのか、得体の知れない不気味さに読んでいる間、眉間にシワが入ったままだった。
    普段食べるもの以外に「エグい」という言葉はあまり使わないのだが、これは、もう「エグい」としか言いようのない。いや、もっとエグい小説はたくさんあるけれど全体ではなく、そもそもの事件自体のエグい不穏さの、嫌ぁーな感じが癖になりそうで。

    ところどころ、「それはどうかな」と思うところもあったけど、逆に捨て身で「命」さえかければ若い女性独りでも、これくらいのことを成し遂げられるのかも知れない、と思ったり。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(『約束』を改題)で、第25回「横溝正史ミステリ大賞」と「テレビ東京賞」をW受賞し、作家デビュー。16年『代償』で「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、50万部超えのベストセラーとなった。19年『悪寒』で、またも「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、30万部超えのベストセラーとなる。その他著書に、『奔流の海』『仮面』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』『残像』等がある。

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