インフェルノ(中) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025048

作品紹介・あらすじ

医師シエナとともにヴェッキオ宮殿に向かったラングドン教授は、ダンテのデスマスクを盗み出す不審人物の監視カメラ画像を見て、驚愕する。一方、デスマスクの所有者で大富豪のゾブリストは、壮大な野望の持ち主だった。彼は「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO〈世界保健機関〉と対立していた。デスマスクに仕込まれた暗号には、恐ろしい野望が隠されていた――。

感想・レビュー・書評

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  • 人類の進化。終末論。
    物語の結末や如何に。

    若干、話について行けていない感あり……

    下巻へ。

  • インフェルノ上中下、ようやく読み終わりました。
    完読するまで、かなりの時間を費やしました。

    理由としては、作中に出てくる場所を検索したり、歴史的建物を検索したり、と、想像するだけだは足りなくなるような量の歴史的な背景を理解しなければ、到底読み進められなかったからです。

    私はそもそも、宗教に詳しくはないので、まずはそこから(笑)。
    果てしなかった〜。

    ということは、このダン・ブラウンという作家さんは、かなり地道に調べ上げ、実際に行ってみたりしなければ、書けなかったと思います。

    色々な作家さんがいますが、調べて検証してさらに実際に行ってみてだという方もいれば、想像をもとに話しを作る方もいます。

    もう、この方は呆れるくらいいろんな文献に目を通して検証して、現場に行った人だと思います。もちろん、有名な方なので、サポートはかなりあったとは思いますが。

    なので、完読してかなり体力を消耗しました。というのが私の感想です。(笑)。

    上巻、ともに同じ内容の感想です。


  • 物語が急速に動く。読み手に焦りが生じるほどに。

  • ようやく種明かしのお膳立てが整う.本冊までは読者にとっては忍耐の状況構築.

  • 中巻は、ダンテや、フィレンツェに関するウンチクが多く、物語本筋が進まないため、ややイライラする。

  • 感想は上巻に記入。
    下巻には今シリーズについて少しだけ記入。
    まとめ読みしたため、中巻の感想はどうしようか。
    ダンブラウンは幾つかの作品を読んでいるが、ストーリーの盛り上げ方が上手で、更に人物も惹かれる様な人達(海外では当たり前なのかも知れないが、日本からほとんど出ない身としては登場人物の設定がとても新鮮に感じる。)
    今回、誰が味方、スリリングな場面がいくつもあり、更にラングドン教授は頭脳意外の特殊な能力などは当然無いため、ドキドキしてしまった。

  • ようやく話が見えてきた。
    なかなか読み進められず。
    下巻も頑張って読みます。

  • ただひたすら逃げている。
    誰が味方かもわからずハラハラする。
    美術館や街並み、人々の描写が美しく好奇心を掻き立てられる。
    下巻が楽しみ。

  • (上・中・下共通の感想)
    ダン・ブラウンのラングドン教授ものとしては4作目らしいが、特に考えず最初に読んだ本作。ミステリーの根幹をなす地球の人口問題は自分も関心のあるテーマだし、作品の舞台となっているフィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブールはどれも魅力的で好きな都市なので惹きこまれて読むことができた。読んでいてあたかもその街を観光しているかのような気にさせてくれる作者の描写力に感心したが、巻末の解説でそれも作者の人気の理由の1つだと述べられていて確かにと思った。

    物語の展開自体は、後半のどんでん返しのために無理をしている感が強く、途中まで十分面白いストーリーだったのが、後半の展開の捻じれで戸惑い交じりになってしまったので星1つマイナス。でも他のラングドン教授ものも読んでみようと思う。

  • 疫病というタイムリーな話題。ラングドンの置かれている状況はやや設定が強引な印象です。神曲は読んでみたくなります。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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