図解 無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 291
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041025376

感想・レビュー・書評

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  • 無印良品は、仕事の仕組が9割を過去に読んだが、その本の図解入りの要約版です。
    いま読んでも、マニュアルをベースとした業務の仕組みを整えて、且つ常に業務を改善しながら仕組みを進化させる仕組みを整えていることに感銘します。まさに、仕組みの2重奏です。
    この手のスタイルは、地味な一面があるので、かなり社内を牽引することに、多大なるドライブをかけられたのではないかと感じます。
    ある意味、単純な論理ながらも、なかなか真似することはできない経営スタイルだなと思います。
    シンプルこそ、その本質は深い。

  • 経験談を基に書かれ実現可能性が高く、とても読みやすい本でした。
    「あせらず、くさらず、おごらず」を意識し、
    私自身のマニュアルを作っていこうと思いました。

    特に以下の記載事項を追加することで
    本質を理解できるマニュアルづくりにとても参考になりました。
    「○○○」とは
    何  
    なぜ 
    いつ 
    誰が 

  • MUSIGRAMという自社のマニュアルを作ったよんっていう話。
    マニュアルというのは他者からの請負いではなく自分達が作ったものならすごい価値があるしものを伝えるのにも役に立つ。

  • 202104/

    たとえば「部下に注意をする」マニュアルをつくってみましょう。本文でも紹介しましたが、まずはマニュアルの4点セットを考えてみます。

    何:部下のミスやトラブルを是正する行為
    なぜ:部下にミスやトラブルの原因を認識させ、
      反省してもらうことで成長を促す
    いつ:部下がミスやトラブルを起こした時
    誰が:自分

  • あらゆる仕事をマニュアル化する。

    そうすることで「現場の知恵」を逃さない。
    一人の社員のセンスやスキルで、生み出される価値(無印らしさ)を、全店舗に同じように展開できる。

    業務マニュアルをつくることの大切さは理解しているつもりでしたが、無印良品のそれは"大切"というだけでは表現しきれない、「マニュアルが会社を支えている」という印象を受けました。


    具体的なマニュアルの作り方・更新の仕方も紹介されており、必携の一冊かなと思いました。

著者プロフィール

株式会社良品計画前会長。株式会社松井オフィス社長。1949年、静岡県生まれ。73年、東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(現・西友)入社。92年良品計画へ。総務人事部長、無印良品事業部長を経て、初の減益となった2001年に社長に就任。赤字状態の組織を風土から改革し、業績のV字回復・右肩上がりの成長に向け尽力。07年には過去最高売上高(当時)となる1620億円を達成した。08年に会長に就任。10年に株式会社T&T(現・松井オフィス)を設立したのち、15年に会長を退任。

「2021年 『無印良品の教え 「仕組み」を武器にする経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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