境界の民 難民、遺民、抵抗者。 国と国の境界線に立つ人々
- KADOKAWA/角川書店 (2015年2月28日発売)
本棚登録 : 166人
感想 : 18件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041025383
感想・レビュー・書評
-
ウイグル協会、民国軍閥の末裔の話が面白い。台湾ヒマワリ運動の章は、日本の一般人の台湾に対する認識も気になる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
在日ベトナム難民、難民二世。ウイグル問題。日本で育ち上海で暮らす二人。上海で日本人向けの飲み屋を経営する中国人。そして台湾。
日本を軸にしながら、さまざまな境界で生きる人々の姿を浮き彫りにしています。
これまで目にしてきた報道や書籍とは切り口が違うというのか、感情に偏っていないので、知っている事柄についても違った視点で見ることができてとてもよかった。
日本人として耳が痛いところもあったし、恥ずかしいと感じるところもあったが、読んでよかった一冊。