ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)

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著者 : 皆藤黒助
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029299

ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 妖怪。青春ミステリ。
    ライトノベルのようなコミカルな作風。
    ゆる〜く日常の謎を解決するミステリかと思ったら、後半は意外とブラックだったり。
    軽いだけの作品ではなかった。よい青春もの。☆3.5。

  • 事情があって高校入学を機に、単身東京から鳥取県の境港市に引っ越してきた男の子が主人公。何の因果か妖怪命の先輩に見込まれ、妖怪研究同好会に引っ張り込まれる。何が何でも強引に妖怪と関連づけようとする美人で変人の先輩やら、親戚の元空手少年やら、おばあちゃん子で言動がやけにババクサイ同級生の女の子やら、部員たちと妖怪がらみの事件に巻き込まれ、論理的思考で次辻解決していく。
    妖怪事件の陰にいろいろな高校生たち思惑や思いが交錯し、要は青春しているさまも楽しく読める。

  • (収録作品)歓迎のヤカンヅル/コンビニの鎌鼬/アフロの精螻蛄/白に紛れる黒髪切/謎を解く手の目

  • 妖怪大好きな天然系女子が主人公を引っ張りまわし、楽しく振り回される主人公が謎を解くというありがちなパターン。
    キャラの掛け合いは生き生きしているし、振り回されつつ主人公も言う事言ってるので、可愛らしいカップルといった風。
    ただこういう自己中で周りが見えない女の子が苦手なので評価は低め。

  • 学園の日常の謎ものとしては、標準的な水準。
    前半のあまあまな展開に油断していると、後半にどきっとしますね。
    最終話にかけての展開がとても良かったと思います。
    キャラクターはそれぞれに魅力がありますが、現代の高校生というより、ちょっと昔の高校生って感じ。
    水木しげるロードとか普通に出てくるので、町おこしの一環として役立っているのかな?(^^;

  • 何でもかんでも妖怪のせいにする先輩と、それを否定して実証する男の子のお話し
    米澤穂信の古典部シリーズに京極夏彦の百鬼夜行シリーズをかなり希釈させてまぜると出来上がり
    読み口も完全にラノベなので読みやすいし、事件の真相もちょっとだけひねりが加えられていたりと、期待の上をいった
    ま、購買理由はジャケ買い&タイトル買いだったんだけどね
    出てくる妖怪も京極の百鬼夜行シリーズで見聞きしたのもかなりあるし、とっつきやすい

  • 二作目から読んだんですけど、一作目のこちらも読んでみました。
    高校生の皆人が、ハル先輩や燐太郎、夏ノ瀬ちゃんとともに、妖怪の仕業と思われた事件を「そうではない」と解明していくお話。

    一話目「歓迎のヤカンヅル」。
    事件は起きない(全てハルの仕込み)。皆人が燐太郎やハル先輩と出会う話。一巻目と言うことで、出会いのシーンからきっちり書いてあって、ああ、これが二巻目に続くのか、と頷きながら読みました。

    二話目「コンビニの鎌鼬」。
    窃盗事件なので割と深刻なんだけど、犯人たちが事件を起こした理由がくだらなすぎたwww
    登美子おそるべし。

    三話目「アフロの精螻蛄」。
    夏ノ瀬ちゃん初登場。
    教科書に出てくる偉人に落書きは私もやったわ。

    四話目「白に紛れる黒髪切」。
    五話目「謎を解く手の目」。
    二つで一つの話。
    二巻目でハル先輩がショートだった理由が判明。
    友達を助けるためとはいえ、ハルが髪切る必要がなかったのではないかとどうしても思う。
    犯人の髪フェチ岩美が最高に気持ち悪いw

    5つの事件が収められていますが、いずれも真相に気づくのはそんなに難しいことではないかと。
    高校生ならではの悩みや会話がちりばめられていて、それを読むのが楽しかったです。

  • 面白かった。謎を妖怪のせいにしたがる暴走女子と冷静に謎解きする男子。ヤカンヅルって妖怪なの?

  • 妖怪大好きな先輩に振り回される妖怪嫌いな少年の話。妖怪嫌いなのに妖怪の街、鳥取県境港市に行ってしまい、親類がいるとはいえ境港で一人暮らしをするなど、主人公の少年はかなり無謀な印象ですが、そこには理由がありました。青春小説に分類しましたが、謎が提示されていて、提示された謎は解かれなければならないことから、ミステリーに分類すべきかもしれません。妖怪の仕業で片付けることに我慢ならない主人公は、本当のことを探り出します。そうすることで、誰かを傷つけるかもしれない。それでも明らかにすべきなのか?というお馴染みの問いかけには、それでも妖怪の仕業なんてあり得ない、と悩んだ末に答えを出すのです。個人的な心情として主人公に共感します。人間対人間で向き合わなければ、どんな「事件」も解決しないと思うからです。主人公が妖怪嫌いになった理由も明かされますが、それだけではない、別の理由があるのかもと感じました(ドラマで言えば、登場人物が何か隠している気がする、というアレです)。次の巻も読もうと思います。

  • 発売レーベル間違えてませんか? 
    編集者に問いかけたいですね。内容としては非常に軽いものでした。なんでラノベで発刊しないの? と、思ったけどラノベにしては良い意味でも、悪い意味でもぶっ飛んだものがないから厳しいかな。
    かといってラノベ以外で売り出すには軽すぎて、つまらない。事件が起こる度に妖怪の仕業だと騒ぐだけのハル先輩。
    妖怪を絡めるにしてもストーリー重視で、それしか可能性がない。あるいは妖怪がそこらへんに存在していることをハル先輩以外の大半が認識している世界でもない限り、妖怪のしわざよ! と騒がれても頭可笑しいんじゃないのとしか。
    読んでいて白けてしまいました。

    主人公もおかしい。
    ようするに怪異でないと断言しておきながらページの最後で、どんな妖怪に出会えるのだろうかと存在を認識している。
    彼以外が妖怪を認識していない、いわゆる存在しているかも分からない、が「この世界の前提」なのになんで出会う? もうね、矛盾しまくり。
    妖怪と怪異の違いってなに? 
    妖怪が起こす事件が怪異じゃないの?
    終始釈然としませんでした。

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