恋読 本に恋した2年9ヶ月

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 202
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041032640

作品紹介・あらすじ

本を愛する女優、小橋めぐみによる初の読書エッセイ集。海外ミステリからキャラクター小説まで、読書家の著者がときめく本との出逢い、日々の出来事などを綴った約三年分の読書日記を一冊にまとめました。

感想・レビュー・書評

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  • いったい、天にいくつ与えられてんのかって思う。同じ本や映画をみているのに、うつくしい人はこう感じてこの言葉で出力するのかぁ~と、ニヤける。メイクや美容ハウツー読んでいる女子みかけたら、こちらを先に読んだほうがいいよ、って直接脳内に話しかけてみることにする(わたしが面と向かうと説得力はないから、テレパシーを使う)。

  • 筆者のおじいちゃんとの話、こちら側まで目が霞む。

    誰かとのお別れの時には、思いきり泣こうと思った。周りなんて気にせず、その誰かの為、後悔しない自分の為に。

    「あとがきにかえて」が一番心に響いたと言ったら筆者はどう思うだろうか?
    彼女の人柄がここに全部表れている気がする。

    彼女のおかげで読みたい本が5冊増えた。

  • 小橋めぐみさんはクールビューティの女優さんで、少し薄幸なイメージがあるなぁ...なんて思っていました。
    本書を読んでみて、読書に対する愛情や物の考え方が近い気がして、勝手に親近感を感じてしまいました!
    ただ、彼女は翻訳小説がとてもお好きなようで、その点で少し読書趣向は違っていたのですが。
    私はどちらかというと学生時代に翻訳小説を良く読んだのですが、最近はもっぱら国内小説がメインです。
    でも、読書家の方の本に関するエッセイは読んでいてとても楽しいものです。
    彼女自身の生活感もすごく感じられて、あぁ、この方はこういうご家族や友人に囲まれていたんだ、こんな風に毎日頑張っていたんだ、うれしい時もあれば、心を痛めて辛い日もあったんだ...と、当たり前といえば当たり前なのですが、小橋めぐみさんという一人の女性の事が、テレビ越しよりも親しみを持てて感じる事が出来てなんだかうれしかったです。
    次は彼女自身の書く小説が読んでみたいなと思ったのはきっと私だけではないはず(´ー`)

  • 見事に読書のベクトルがすれ違っていて、本好きにもいろいろあるんだなと実感した。

  • 豊橋さんの解説にあるように、小橋さんの書く書評は共感するものばかりです。
    本の書評を自分自身に照らし合わせてうまく書かれてる。

    だからか、面白い本っていうのはどっぷりと本の世界に浸かること、と思っていたけど。
    本を読んで自分と重ね合わせて感じ取って、考える本がため息つくほど面白くて好きなんだなあと。
    (もちろんどっぷりと浸かる本も大好き)
    小橋さんの文章からは、そういう感情が匂い立つようで、本を読んで感情が揺り動かされる模様がすごくわかる。
    良い。

  • ふと手にとって図書館で借りるも、文体が合わずギブアップ。ひねくれているせいか、斜に構えて読んでしまった。誰か知らないひとのブログを読んでいる気分になる本。女優さんらしいけれど存じ上げず、キレイな方だな、とは思う。美しいひとの書く文章は美しく素直で、でも少し薄いような。僻みかな。2016/08/16 図書館

  • 女優、小橋めぐみさんの読書エッセイ。
    知らなかったけどすごく綺麗な女優さんで、エッセイもよくて、読みたくなる本がたくさんできました。

  • 空犬さんのブログで知って読んだ。最初図書館で借りようと思ったけど、何度も書店でちらち読んでたら待ちきれなくて買っちゃった。なんともすっと入ってくる素敵な書評。ご自身の近況などと絡めての感想もさることながら、あらすじの紹介もうまくて、読みたくなる。個人的には、津原泰水さんをお好きなのが親近感わく。こちらから色々本をおすすめしたくなっちゃう。『赤い竪琴』はお読みになったかしら。森博嗣もきっとお好きなんじゃないかしら、とか。お棺に本を入れてほしいとか、情熱的。見た目は可憐だけどきっとつよい人だ。そんな気がする。そう言えば「天まで届け」に出てらした。見てたなあ!と懐かしくなる

  • 019.9

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