虐殺器官 (1) (カドカワコミックス・エース)

著者 :
制作 : 伊藤計劃/Project Itoh 
  • KADOKAWA/角川書店
3.50
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本棚登録 : 121
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040676

作品紹介・あらすじ

テロの脅威にさらされ続けたアメリカは、徹底した情報管理システムを構築していた。

一方、アメリカ以外の世界各地では紛争の激化が続いていた。

そのなか、米軍特殊部隊である特殊検索群i分遣隊所属のクラヴィス・シェパード大尉に、

謎のアメリカ人追跡ミッションが下る。

仲間とともに降り立った地で、彼らが直面する事態にクラヴィスは何を思う……。

感想・レビュー・書評

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  • 地獄は「ここ」にある。

  • ※未完の連作です。
    ※激しい暴力及び流血、人体損壊描写の含まれる作品です。

    【印象】
    感情と言葉と視点と乖離と殺し。

    【類別】
    漫画。
    SF、軍事。

    【脚本構成】
    筋立において原作との相違が多少あり、それは作品の魅力に焦点を当てて増幅するものだと感じました。
    印象深い台詞は頁82-83「本当の地獄というのは…… ここにあります 頭のなか…脳みそのなかに 大脳皮質のひだのパターンに」です。また、頁105-109の恐慌錯乱に少し惹かれ、「たのむ 教えてくれ 俺は…なんで殺してきた」が特に気に入りました。

    【画】
    臓物が描かれます。
    一部の場面で、一人称視点的であると同時に三人称一元視点的であることに関心が向きました。

    【備考】
    WebNewtypeにて掲載されている本作を第5話まで読んだ状態で、本書籍を読み、その後にこのレビューが書かれました。
    また、原作小説についてのレビューは下記URLにあります。
    http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4150309841

  • ペース配分をこれくらいにしないといけなかったのは漫画の限界だよね

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著者プロフィール

漫画家。「精霊の守り人」(キャラクターデザイン)、「世紀末オカルト学院」(キャラクター原案)などアニメーションにも携わる。著作にキャラクターデザイナーも務めた「009 RE:CYBORG」(スクウェア・エニックス刊、全6巻)がある。

「2017年 『虐殺器官 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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