- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041054895
感想・レビュー・書評
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SF・ファンタジー書評
読書レベル 初級〜中級
ボリューム 296頁
ストーリー ★★★
読みやすさ ★★★
ハマリ度 ★★★
世界観 ★★★★★
知識・教養 ★★★
読後の余韻 ★★★
【2015本屋大賞受賞作】
一言感想:壮大なファンタジーの世界観にどっぷり浸かりたい方にオススメの作品です。
第一巻なので、まだまだ序章という感じですが、大自然と戦乱、そして何故か生き残った主人公という世界観はとても好みです。
ただ、私にはあまり合わない読み心地でした。理由は、登場人物が非常に多く、しかも名前が区別しづらく、恥ずかしながら、読んでいる最中に「ん?これは誰だっけ?」と頭の中で何度も混乱してしまいました。おそらく今後の展開に必要なキャラ出しだと思いつつも、私には少しキツかったかもです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻だけで評価ってしにくいけど、続きがとても気になる終わり方。これは2巻読まなきゃって思わせる感じ。
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上橋さん作品という感じ。守り人シリーズみたいになにかに追われて逃げて子どもと一緒になる展開は同じような感じ。
1巻で完結でなくてまだ続くので2巻も読んでみようかなという感じ。
主人公のヴァンは国の特攻部隊で敗れて奴隷になっていて、そこで狼からの病気になり自分のみ助かる。もう一人の主人公的なホッサル(医者的な)ものに追われる。 -
以前アニメの「精霊の守り人」を見てから、この作品はずっと気になっていました。
やっと読み始めました。カタカナの登場人物や世界観になれるまで少し時間がかかりましたが、面白いです。
さっそく2巻を読んでいます。 -
ファンタジーといえば上橋さん。流石の世界観です。
馴染めない名前や地名で、時間を空けてしまうと途端に誰?となってしまった。でもまだ導入だし、あまり気にせずさらっと読んでも大丈夫だろうと思って進んでます。
その道のプロを感じさせるヴァンとサエが気になる。
2つの主人公の話が並行して進んでるので、どこで交錯してくるのか楽しみ。 -
上橋菜穂子さんは獣の奏者から読んでいるが相変わらず世界観が重厚で動物達の描写が繊細だった。
ファンタジーに慣れていない人には読みにくいかもしれないが、比較的あっさりとした文章なのでとっつきやすいと思う。
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1巻は世界観の紹介がメインで盛り上がりどころはないからわりと寝た。ちょっと複雑で分かりにくいけど、読みやすい文章で読んでいて心地よい。そんな中でもずっと不穏な影があって、何か起こるかもとドキドキさせてくれる。(わりと寝たけど)
1巻は4章の1節まで収録されてるのが目次見て謎だったんだけど、なるほどこれは続きが気になりすぎる終わり方!すぐさま2巻買った。続く! -
上橋さんの守り人シリーズが好きで気になっていたけど、アニメ映画化されるとのことで読み始めた。
世界観の作り込みが毎回すごく、最初は独特の単語とか読みが出てきて覚えるまでは大変だけれど、ここのおかげでお話にのめり込むことができる。さまざまな国や民族の暮らしと対立、共に生きる動物たちの生態などの描写が詳細なので、架空の世界のお話なのにとてもリアル。
今は序章でまだまだ謎が多く、病もそうだけどこれからどうなるのか、あの人はどうなってしまったのか、国はどのように動いていくのか…。しかもこの終わりはずるい!!すぐに続きを読みます。