メメント1993 34歳無職父さんの東大受験日記

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 20
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059548

作品紹介・あらすじ

金ナシ職ナシの中年ヒモ男、柴田元は決意した。「俺は東大に行くぞ!」。そこから始まる奇想天外な1年間の受験生生活。著者の衝撃の半自伝小説

感想・レビュー・書評

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  • 著者の実体験をもとにしたという1993年を舞台にした小説。タイトルのとおり東大受験を目指すというのがストーリーのメインストリームのはずだが、話があっちに行ったり、こっちに行ったりのドタバタ劇で、東大受験をテーマにした小説だと思って読むと、ちょっと肩透かしを食らう感じ。
    中盤で著者がスランプに陥り、受験への意欲が完全になくなるシーンには、こういう時ってあるよな、というシンパシーを覚えた。ふとしたきっかけで、そこから立ち直るシーンも良かった。

  • 半自叙伝xミステリーという新しい試みで新鮮だった。

  • どこまでが事実なのか。知恵袋で聞いてみたい。

  • ジャケットに惹かれて読書開始!結末はちょっと物足りない感じ。想像していたより…拍子抜けの感じ。楽しくは読めたけど少しもったいない内容かなぁ?

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著者プロフィール

1960年埼玉県出身。北大教養部理Ⅲ系中退、一橋大学経済学部卒。2010年『ラガド煉獄の教室』で第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞。著書に『人間性剥奪』『ブラッグ』『ハンザキ』『困った作家たち』など。ショートショートから長篇まで、幅広く執筆している。twitterで「両角長彦の140字小説」発信中。

「2020年 『ある実験 一人選べと先生が言った』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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