シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (角川文庫)

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本棚登録 : 179
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069141

作品紹介・あらすじ

引退したホームズが最後に手がけた、英国のための一仕事とは(表題作)。姿を見せない下宿人を巡る「赤い輪」、ホームズとワトソンの友情の深さが垣間見える「悪魔の足」「瀕死の探偵」を含む必読の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • ホームズの味方をも出し抜く変装やら、命がけの演技に感服いたします。
    言うならば、ヤバい奴です。
    ワトスンの振り回される姿が痛々しいと感じられますが、彼こそが探偵ホームズの作品の主人公なのですね。

  • ホームズシリーズは、晩年にいくにつれて面白くなっていると感じる。本書に掲載されているのは全7話と少なめだが、どれも話がよく練られていて、今読んでも驚かされる。ホームズとワトソンの友愛もじんわりと心が暖かくなるものだ。

  • 人間ドラマとして堪能。2人の掛け合いから、息のあったコンビネーション、関係性が見えて微笑ましかった。
    あの名言が飛び出してきたときには鳥肌が…
    「瀕死の探偵」ではホームズの切れ味が凄まじい。あたふたなワトソンが可愛いくて悶えたよ。
    ホームズを読んでいていつも感心するんですが、後出しの証拠だとか言われるじゃないですか、でも証拠の引き出しの開け方、見せ方の間っていうのが絶妙に物語の進行を止めないというか、必要不可欠な場面で取り出されいる感を毎回すごく思うのです。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

コナン・ドイルの作品

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