- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041074145
作品紹介・あらすじ
もう一人の慧眼児との勝負に負け、ニセモノとして王都を離れることになった天青。男装の姫君・櫻嵐とともに、旅芸人の一座に紛れ、天青は慧眼を使いこなす修行の旅へ出るが……。
感想・レビュー・書評
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宮廷を追われ、故郷の白虎峰で、慧眼児をコントロールする修行を始めた、天青。
一方宮中では、藍晶王子が窮地に追いやられ……。
今回も、分けへだてない天青のおおらかさが光る。
仙女様であろうと、慧眼児であろうと、ため口で、ずけずけとものを言う。
人ならぬ聖なる存在に、ここまでフランクなやりとりをするキャラクターはなかなかおらず、笑ってしまう。
櫻嵐のたくましさ、人たらしの演技力も、コミカルでたのしい。
離れ離れになってしまった鶏冠と天青。
ふたりの絡みが減った分、宮中組と外出組、それぞれの活躍をたのしめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジー色濃いめの巻。
物語も一気にすすんで、天青が大分大人になったし、鶏冠が良い意味でだんだん人間臭くなってきた。 -
最後、賢母樣の登場で景羅大臣をピシャリと黙らせたのはスカッとした。そして意味深な終わり方…。承影剣は…。はやく6巻を読まねば。
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あ〜〜〜そんな感じあったな〜〜ちょっと性格悪そうだもんな〜なんて最初のほうから思ってたけど(笑) これがネタバレになるのかわからないけど、「羊の顔していても心の中じゃオオカミが牙をむく、そういうものよ」って感じ(違う) 全体的な感想としては、天青成長おめでとう!だな(軽い)
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