天上の葦 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.29
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本棚登録 : 2732
感想 : 161
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041084144

感想・レビュー・書評

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  • とにかく素晴らしい。犯罪者、幻夏も素晴らしかったですが、本作も大変読み応えがあり一気読みでした。上下巻読み終わりましたので、さらなる感想は下巻の方に記載。

  • いろいろな伏線を張りまくっていて、見事に回収されるのが楽しみ。相変わらずキレキレの鑓水と修司と相馬のチームに、島の人々。どうなるのかな。
    わくわくの下巻へ。

  • 下巻へ

  • 事の真相はほとんどわからないが、次の展開が気になって読む手が止まらない。下巻へ。

  • 登場人物たちがどうつながって、どこに着地するのかまったくわからない。鑓水、相馬、修司が、曳舟島に渡ってから、物語が大きく動く予感…

  • 前2作の雰囲気そのままに、更にスケールアップされてて期待を裏切らない。戦時中の話が重点的に描かれたりするため少しスピードダウンしてる感は否めないが、その分物語は重厚。コロコロ変わっていく舞台と、まさに謎が謎を呼ぶ展開が複雑ではあっても、主人公3人のノリが軽い部分も多くて読み進め易い。下巻で更にまだいろいろ起こるかと思うが、納得出来る締めを期待したい。

  • この3人の物語は相変わらずで、星五つしか付けれません。休む間もなく下巻へ。

  • なかなかの長編ですが、ページをめくる手が止まらない。

    下巻もこのまま一気読みです。

    果たして正光秀雄が死の直前に指した空に何を見たのか。

    公安が絡む謎の正体は。

    感想は下巻を読み終えて記したいと思います。

    説明
    内容紹介
    生放送に映った不審死と公安警察官失踪の真相とは?感動のサスペンス巨編!

    白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる停職中の刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀……。二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? 鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。感動のクライムサスペンス巨編!
    内容(「BOOK」データベースより)
    興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が最期に見ていたものは何か、それを突き止めれば1000万円の報酬を支払うというのだ。一方、老人が死んだ日、1人の公安警察官が忽然と姿を消す。停職中の刑事・相馬は彼の捜索を非公式に命じられるが―。2つの事件の先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!?サスペンス・ミステリ巨編!
    著者について
    ●太田 愛:香川県生まれ。大学在学中よりはじめた演劇活動を経て、1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年、本作『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補となる。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    太田/愛
    香川県生まれ。「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年、『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 『犯罪者』『幻夏』を読んですぐに購入。
    けれどこれだけの大作、ならびに大好きな三部作となれば読むタイミングも大事。少し寝かせてやっと読みました。

    期待どおり壮大で影の部分も織り込んで、まさに『犯罪者』と『幻夏』を足したような作品です。
    他の方のレビューほど、私は戦時下の話に中弛みせずに読めました。下巻が楽しみ。

  • 老人はなぜ空を指して絶命したのか?
    公安警察の山波は何を知り、どこに逃げたのか?ふたつの事件の真相を巡って、今回も3人が活躍。追っては追われ、ハラハラドキドキ。
    戦争、政治、報道についても考えさせられた。下巻へ

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著者プロフィール

香川県生まれ。「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年、『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には第2作『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補になる。17年には上下巻の大作『天上の葦』を発表。高いエンターテインメント性に加え、国家によるメディア統制と権力への忖度の危険性を予見的に描き、大きな話題となった。

「2020年 『彼らは世界にはなればなれに立っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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