三世代探偵団 枯れた花のワルツ

著者 :
  • KADOKAWA
3.20
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本棚登録 : 113
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041090008

作品紹介・あらすじ

天才画家の祖母、生活力皆無な母と暮らす女子高生・有里。祖母が壁画を手がけた病院で、有里は祖母と同世代の大女優・沢柳布子に出会う。布子主演の映画撮影に関わるうち、女三世代はまたもや事件に巻き込まれ――。

感想・レビュー・書評

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  • 三世代探偵団2作目。
    前作から続けて、詳しい紹介なしで登場人物が出てくるので1作目の「次の扉に潜む死神」から読むことをおすすめします。

    今回は、なにやら恋の予感があちらこちらから漂ってる作品でした。
    こういう作品を面白くさせるスパイス的なものがあってよかったです。

    謎解きは前作よりもスリルがあってよかったです。

  • 10代の頃に良く読んでいた赤川次郎さん。
    71歳になられたなんて驚きです。

    三姉妹探偵団は知っていたけれど、こちらは三世代探偵団。

    72歳の天才画家の祖母とマイペース主婦の母、その娘の女子高生・有里、三世代の女性が主人公のユーモアミステリー。

    76歳の大女優・沢柳布子が主演の映画を撮る事になり、その撮影現場で様々な事件が起きる展開。

    殺人事件も起きるけれど、なんて事はなく、犯人もすぐ想像でき、動機もそこに至るまでの経緯もあっけない。

    ダメダメ尽くしの登場人物ばかりで、内容は軽く緊張感は全くないのでさらっとした読後感。

  • 3人の関係者の名前が沢山でて覚えられない。なんとなくあーこの人かくらいの記憶で読んだけどもう一回読んだ方がいいかも。史乃の恋の行方をもう少し追って欲しい。和田の息子の一郎が最低すぎてもう少しいじめて欲しかった。

  • ザ・赤川次郎作品!って感じでした。

    このテンポの良さ、久しぶりに堪能しました。

  • 天才画家の祖母、恋するマイペース主婦の母と暮らす女子高生・天本有里。
    祖母が壁画を手がけた病院で、有里は祖母と同世代の大女優・沢柳布子に出会う。
    布子が主演する映画の撮影を見学することになった有里だが、撮影は波瀾の連続。
    妻を殺した容疑で逮捕されたエキストラ、金の無心にくる昔の相手役。
    さらに新たな殺人事件がおきて…。
    (アマゾンより引用)

    赤川次郎さんぽい作品でした。

  • 二作目でそれなりに心して読んだw 確かに事件の周囲に絡んでいるけど。『探偵団』って、どうなんでしょうねww
    でも、テレビドラマを観ているようでした☆

  • 面白かった!

  • シリーズ2作目。
    前作は読んだことは何となく覚えてるんだけど、内容まではちょっと…。
    サクサク読めて、面白かった。
    加賀くんって、また出てくるのかな?
    好感持てるキャラだった。



    ***
    天才画家の祖母、恋するマイペース主婦の母と暮らす女子高生・天本有里。祖母が壁画を手がけた病院で、有里は祖母と同世代の大女優・沢柳布子に出会う。布子が主演する映画の撮影を見学することになった有里だが、撮影は波瀾の連続。妻を殺した容疑で逮捕されたエキストラ、金の無心にくる昔の相手役。さらに新たな殺人事件がおきて…。痛快ミステリシリーズ第2弾。

  • 有里の聡明さが好ましいけど、無理に刑事と恋愛絡めて欲しくないかな。三姉妹と被る…沢柳の女優としての凛とした姿が素敵でした。和田の息子が屑過ぎたけど、甘やかし過ぎたんだろうなぁ。

  • 面白かった。テンポよく話しが進んで、最後まで飽きなかった。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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