- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041097755
感想・レビュー・書評
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「本美濃紙」
想い出から生まれた物。
色々な種類の紙が一冊に綴じられているだけでもワクワクしそうだが、それぞれ中身が違うとなると選ぶ楽しみも追加されるだろうな。
「garden diary」
勝ち負けばかり考えて。
過去の出来事から個人的に関わりを持ちたくないのだろうが、公私混同どころか仕事内容にまで口出しをするのは流石にやり過ぎだろ。
「物語ペーパー」
思わぬ所に並んだ作品。
有名ではなく知る人ぞ知る作家だったからこそ驚いたのだろうが、古書でしかない存在しない全作品が並べられていたら嬉しいだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
和紙の灯りとか、和紙のグッズが欲しくなります。
『紙はむかしから強い力を宿すものだった』
「人はみんなひとりなんだ。だから生きているあいだは、まわりにいる人といっしょに過ごそう。」 -
伝統工芸は芸術とはまた微妙に違うところと、
似たところを持っていて。それだけにジャンルという大きな括りだと
見逃してしまいそうな、物への愛情と歴史と誇りが、
和紙という物を通して語られていると感じた。
クリエイティブとは、というところにも繋がる面白さがある。 -
和紙をテーマにした小説のシリーズ二作目。
今回は手漉き和紙で有名な美濃市での和紙作りの体験をメインに、手漉き和紙の作業工程、現在の美濃和紙の実情などを織り込みながらストーリーが展開していく。
登場人物たちに美濃市での体験や観光をさせながら、読者に和紙や美濃市の魅力を表現している。単なる和紙の作業工程や観光案内では伝わらないであろう内容が小説という形で表現され、それほど和紙に興味がない人にもその魅力が伝わりやすいと感じた。 -
やっぱりいいなぁ、和紙って。というか紙自体が好きなんだけど。美濃の街も行ってみたいし、紙漉きの体験もしてみたい。
前回も思ったけど、とりあえず日本橋にある「はいばら」や「小津和紙」「川島紙店」には行ってみたい。
こんな場所でアルバイト出来る百花が羨ましい。和紙をいつでも見ていられるなんて…今回は薫子さんの出番がなかったのが寂しい。その代わり淵山さんという素敵な女性が登場したので、いいか。 -
一作目を読み終えたときの続編への期待感をはるかに越えてきました。和紙、もの作り、人の繋がりや"想い" に対して誠実な作品だなって感じます。
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伝えたい思いがあるっていいな。思いがあれば、物の見方も変わるし、新しい発想も生まれる。文具沼ははまったら深そう…。
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今回も紙満載で(紙の物語なんだから当たり前なんだけど)テンションが上がった。小学生のころ、紙すき体験をしたことがあったが、あまり感動もなかった。いまやってみたらまた違った印象になるかも。紙の蔵の宿、行ってみたいな。