- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041104378
感想・レビュー・書評
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スナックさいばら、実際にあったらぜひ行ってみたいわぁ。私も「なんやかんや」あって今をなんとか生きているけど、なんやかんやが澱のように溜まっているのも自覚しているので・・・
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私も何かやんなきゃ!って思わせてくれる本。私も成り上がりたいです。
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あなたがしたいことは、彼氏がしたいこととは限らない
味噌の腐ったのと親の腐ったのは変えようがない
自分が好きで大事にしているものを、好きな人も同じように大事にしてくれるとは限りませんから。何でも二人で共有しようって思う事自体ムリがある
人からどう思われるより、自分がどう思うかが大事
人は家族を嵐から守ってあげるために働く
編集担当の八巻さん 土田世紀さんの編集王のモデル
おとなになってからの友達は、頼み事をしない人
高須先生 200万円貸してくれといわれたら20万円あげなさい。そうして僕と同じような人をあと9人探しなさい。そうしたら200万円になるでしょう。それくらいの努力はしなさいって言いなさい
世の中にはいろんな投資の仕方があるのよ。ハイリターンの商品は高いリスクを伴うもの。でも自分の子どもに投資してごらん。お金をかけるという意味ではなくて愛情を投資するの。 -
「スナックさいばら」第二弾、待ってました!「七転び八転び篇」が、恋愛等の下世話なネタが多かったのに比べ、今回は仕事・友情・どん底からの這い上がり方等が主なテーマ。ひとつひとつのエピソードが胸に突き刺さりました。
69人のセキララ人生の投稿、これって投稿の原文そのままなのかなぁ。いや、どれもテンポよくて起承転結も笑いのツボもばっちりで、ホントうまいんですよ。(例外もあるけど、それも理恵子ママのツッコミ対象となってて笑える)笑いながらも、共感ビンビンで、時にはじわりときたり。文章はからっとさくっとしてるんだけど、だからこそ、ある方のエピソードの「なんやかんやあった15年」の「なんやかんや」の行間に含まれた様々な苦労に思いを馳せ、グっときちゃうんだな。
語り口はパッと見破天荒のようだけど、さり気なく優しい理恵子ママ。私と似たような職種の方のエピソードに対し敬意を払い、労いの言葉をかけてくれて、すごくありがたかった。自分も仕事がんばろうと思えました。
「今、うまくいかないことをよく覚えていてね。
そのうまくいかないことが一番の財産だから。
(中略)やらかしてみて、初めて傾向と対策が見えてくるのが女の公文式です。ぐつぐつ、ぐつぐつ煮込んで、寝かして、生かしましょう。」
あとがきのこの言葉、胸にしみるわ~~~~~。他にも名言、多数。タダで転んでたまるか、な姿勢で、第三弾も楽しみに待ちます!! -
女性の悩み相談に対して、時にばっさり時にあたたかく寄り添い、相変わらずのサイバラ節が炸裂していて痛快。以下の二つが目にとまったところかな今回は。/「自分だけがこの人を理解している」と思った時に「恋愛」という最も離れがたい感情になる。どんな恋愛もその意味では、つたない表現者とそれを応援する人なんです。p.59/すごい好きな話しがあって、自分が養子だってことがわかって、ある日、家族でごはん食べてる時に言ったんだって。「俺って、養子じゃん」って。そしたらお父さんお母さんが「あ、忘れてた」って。p.305