七色の毒

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104958

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったー!!!

    犬養刑事シリーズ短編集!!!!

    短編のそれぞれがそれぞれにどんでん返し。

    こんな短いミステリでよくぞここまで返してくれるなー!!!!!!!!
    ってくらいひっくり返してきます。
    え、これ、ミステリじゃないの?あれ?と思ったらやられます。

    めちゃくちゃ短い短編ばっかでここまで詰め込んだのすごい!!!!!!!、
    犬養刑事のキャラも相変わらず素敵です!!!!

    これは。もう、ちょこちょこ読んでも楽しめる!!!大いに覆されてください!!!!!!

    一々やられまくる短編ミステリです!

  • 7つの短篇集。
    短いながらも味わいあるドラマを感じました。

  • どれも物悲しいストーリーだった。
    特に子どもの悪事は胸が痛む。
    今回は犬養刑事はそれほど印象的じゃなかったかな。

  • 犬養隼人シリーズの短編集。最初と最後の話は繋がっていて、復讐のために人を誘導して事故を起こさせた高瀬だか、それによって運命が変わってしまった樫山有希がいる事を知り計画したのだろう。彼の苦しみが和らげただろうか。人は善人な人でもいつでも悪人になれる要素がある。人間は、世の中で一番怖い生き物だと思う。
    この短編集を読んで、更にそう感じた。

  • 7編、一気に読んだ。人の心の有り様は本当に奥深い。1編と7編のつながりも らしい感じ。

  • すごく面白い

  • 始めと終わりがリンクする良作。読みやすいし、必ず最後にどんでん返しが。

  • ほとんどアンソロジー本で読んだことあったかも。
    全部が意外な理由だったり犯人だったりで、「善人は、たちまち悪人になりえる」という帯の文章はその通りだなと思った。
    どれも話は面白かったです。

  • 「切り裂きジャックの告白」に続く刑事・犬養隼人シリーズ 第2弾

    どんでん返し7連発

    一.赤い水
    二.黒いハト
    三.白い原稿
    四.青い魚
    五.緑園の主
    六.黄色いリボン
    七.紫の献花

    高速バス事故、いじめによる自殺、完全犯罪・・・

    世間をにぎわせた事件あり、法律上突き詰められない犯人の心情ありと、作者の良いとこどりみたいな作品。

    グロい「カエル~」とかはちょっとという方にオススメ。

  • 七色の毒。7つの短編集だが、それぞれには意味があり、且つ全部が大どんでん返し。そしてつながっている。『切り裂きジャックの告白』の犬養刑事のなかなか楽しめる作品だ。しかし、殺人の理由には、すべて恐怖する気がする。

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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