- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041111758
感想・レビュー・書評
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人生は予定通りに行かない。その時に見直してみる。そのためにエンディングノートには前半生を見直すページがある。なるほど、何歳でも人生を見直しこと。今の時点から計画を立て直す。終活相談員は寄り添うこと。
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終わりを考えるから今が幸せになる。
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全編に登場する三崎さんが良かったです。老いも若きも、一生懸命「人生の見直し」をする姿が泣けて来ます。
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人生を振り返ることは大切だ。
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葬儀社が運営している終活サポート企業に転職した三崎清は、さまざまなクライアントとの会話を通して、「人生の見直し」について考える。
仕事一筋で生きてきた50代の女性、妻と二人で暮らす後期高齢者の男、自分の人生に不満を持ち続ける行政書士、人気レストランのオーナーシェフでまだ若いのに癌に罹患した男。
それぞれの人生や葛藤が語られ、老いるとは何か、死ぬとは何か、について考えさせられる。
人生百年時代などと言われ、半世紀前よりも遙かに「余生」が長くなり、痴呆や介護といった問題が当たり前に身近にある現代で、どうやって自分の人生を終っていくかを考えさせられる。 -
短編連作小説(´・ω・`)
タイトルが質問であるならば済んでいないと答えます
もっとも、本書によれば準備とは資金計画と終わり方
なので、状況が変われば準備も変わるのです
70才で人生が終わると考えれば良いのですがw -
マニュアル本かと思って読んだが小説でした。
短編小説の名を借りた啓蒙書に近いか?
しかし30代でエンディングノートを書くことになったストーリーは正直涙を誘われた。
読む価値はありました。 -
借りておいて「重い話なら嫌だな」と手を出しかねていたですが、全くの杞憂でした。
リストラされ、葬儀社の子会社で終活アドバイザーとして働く事になった55歳の清を軸に、主人公を変えながらの全五章。何れもネガティブからスタートし、途中で上手くひっくり返して行きます。勿論テーマが終活ですから重い話も有りますが、すべて前向きに終わります。でもちょっと出来過ぎかな~。主人公の性格まで変わった感じがするものな。
ちなみに私(と家内)、既にエンディングノートは書き終え、子供たちにも披露済み。毎年、年の初めに見直し、必要なら修正しています。