火守

  • KADOKAWA
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041114889

感想・レビュー・書評

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  • 響かず。

  • 大人の童話。
    著者は大ベストセラー『三体』の劉慈欣、役者は池澤夏樹の娘であるらしい池澤春菜。
    凝った絵付きの造本が特徴で、買うと高い。(1500円)

  • 絵本というか童話というか…

    とにかく読書という感じではなかったね。

  • 不思議な童話。毎日太陽を昇らせる火守、愛する女の子ヒオリの病を治したいサシャ。火守のお陰でヒオリの病気は良くなったけど、サシャは再会しない。火守にも止められなかったんだから、自分の村に戻ればよかったのに。そこが不可解。

  • 2023/1/15購入
    2023/2/5読了

  • 「約束は守るよ」
    「これは約束とは関係ない」
    火守は厳かな表情で言った。
    「お前が、愛を知っているからだ」
    「じゃあ、今夜・・・・・・」
    「ああ。息子よ、今夜こそ、火を灯しにお前を連れて行ってやろう」


    「空の高いところまで上がると、強い風で西に飛ばされていく。西まで行ったら、風が弱まって太陽は海に落ちて、火が消える。それから、海流が太陽を東まで運んでくる。夜更けにここに辿り着くと、また浮かび上がり、それにわしらが火をつけるんだ。それが、火守の仕事だよ。責任は重く、ミスは許されない。もしわれらが毎朝火をつけなかったら、夜が終わらんからな」

  • 本当の愛を知っている…
    そういうことなんだね。

  • 今夜はちょうど三日月だった。

  • ・結果的に絵本になっているでしょうか。
    ・太陽の運行を司る火守は孤島でたった一人、一生続けねばならない過酷な仕事だがサシャは身体を壊した愛するヒオリの星を治してもらうことと引き換えに火守を引き継ごうとする。
    ・絵がとても美しいです。それだけでも手に入れる価値はあるかも。
    ・SF小説『三体』はいずれ読みたいとは思っていますがなんとなく気が重いのでとりあえずその著者で比較的楽に読めそうなものを、と。

  • ジャンルは童話みたいですね。絵が好きすぎる。恐らく絵がなければ出会わなかった本。 でも、物語も良かった。哀愁という言葉が似合うかな。読むタイミングが違えば感想も変わる本かな。『訳者あとがき』も是非読んでください

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著者プロフィール

1963年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。2008年に刊行された『三体』で人気に火が付き、“三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)は中国で2100万部以上を売り上げた。2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が刊行され、2015年、アジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。2019年には日本語訳版が刊行され、11万部を超える大ヒット。

「2023年 『神様の介護係』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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