ミセス・ハリス、パリへ行く (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041130247

感想・レビュー・書評

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  • 大人のための童話

  • 映画見てから読書。映画のラストが取ってつけたようなハッピーエンドで不思議だったのですが、原作から変わっていたのですね。
    仕方なかったのかもしれませんが、やはり原作の方がしっくりくる。
    でも映画もよかったので、オススメです。ディオールの全面協力を得て再現されたメゾンやドレス、素敵な俳優さん・女優さんを思い浮かべながら読みました。

  • ファンタジー!でもこんな人生があっても良い。
    最近また映画化されているので、そちらも楽しみ。

  • 自分の身分や容姿に関係なく欲望のままに素直に行動するハリスおばさんがとっても素敵でした。でも自分のことばかりだけでなく他人のことも考えられる人間性やありえない展開が次々起こるにも関わらず色んな面で勉強になった一冊かなと。

  • 2022年に映画化もされた作品。この本が発表されたのは1958年で、今とは世の中の様子もかなり違う。当時もそうだっただろうが、おとぎ話のようなストーリーだ。しかし、現実にはあり得ないとは思いながらも、途中ハラハラさせながらもハッピーエンドで終わるこの作品は、読者の心を温かくしてくれる。今回の文庫本化で、映画評論家の町山智浩氏が解説しているが、発表された当時の世の中の背景を知ることでよりこの作品の面白さと意義を理解できた。

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著者プロフィール

1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。

「2023年 『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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