機動戦士ガンダムUC バンデシネ (4) (角川コミックス・エース 146-15)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041200209
作品紹介・あらすじ
「また敵となるか!ガンダム!!」あの赤い彗星が再び!!さらにバンデシネオリジナルMSも登場!ネオリジナルエピソードを追加した、宇宙世紀ガンダム最強の人気コミックス第4巻。
感想・レビュー・書評
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あの赤い彗星の再来と共に、運命の対決が繰り広げられる。さらにバンデシネオリジナルMSも登場。ネオリジナルエピソードを追加した、宇宙世紀ガンダム最強の人気コミックス第4巻。
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シャアの亡霊フル・フロンタルに襲撃されるネェル・アーガマの乗員たち
亡霊なんて本来は見えてはいけない代物。けれど実際に見えるしリディ達に襲いかかる
だから対処しなければいけないけれど、見えてはいけないものが見えてしまっている誤りを自覚しないと対処法まで正しい形を取らなくなる
その誤りの代表格が「姫様」ミネバ・ラオ・ザビの人質作戦
確かにミネバはジオンにとって大切な遺児であるだろうが、それをシャアが助けるなんて可怪しな話。ダグザは状況の主導権を握る為に対処的にも人道的にも誤った手段を用いてしまった
ここでミネバの存在に惑わされず行動を変えないフル・フロンタルは食えない人物。彼にとってミネバは見えてはいけない代物ではないから、正しく見た上で正しい対処をしている
印象的な要素はここでミネバも誤った行動を取る側に回ってしまっていることか
ダグザに銃口を突きつけられ政治的な扱いをされているが為にミネバも政治として対応する。自身の命すら軽んずる
だとしたらこの状況に割り込んだバナージは何処まで正しく物事が見えていたと言えるのだろうか……?
バナージがミネバがミネバであると認めず「オードリーだよッ」と言うのはどうしようもなく誤っている。けれど自身が子供ならオードリーも子供であり、子供を人質に取った行動を糾弾する点には正しさが見える
ただ、バナージの問題点は何の政治的後ろ盾も無ければ大人と渡り合う交渉力も無いこと
そんな彼が他者の誤りを正そうと思えば、バナージだけが持てる力、ユニコーンを使用する話になってしまう
一方でミネバはバナージがユニコーンに再び乗る事態を避けようとしていたわけだから、このようにバナージが追い詰められてしまったのは誤りと言える
亡霊に振り回され、正しさを次々と失う戦場
そんな場所でただの若造であるバナージが戦場の専門家に敵う道理なんてある筈がなくて
正しさどころかバナージとユニコーンを失うことになったネェル・アーガマとミネバ。そこでミネバを訪ねるのは仲間を失ったリディか……
早くも変質を見せ始めたリディがミネバとの会話で何を見出そうとするのか。それを次巻で改めて感じ取りたいな -
この感じ…ガンダム世代にはたまらない。戦闘シーンが多いせいかあっという間に読了
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時折、アニメにも小説にもない心理描写があったりして、
相互に補完し合っているところがある。
それから、セルジ少尉のノーマルスーツから見える表情とか、
ビジュアルとして初めてお目にかかるところもちらほら。 -
迫り来る赤い彗星の再来…
迎え打てるのは白い機体ガンダムのみ!
ファーストからのパターンを上手く利用し盛り上がりまくり!!
次巻も期待大です。 -
アニメの方は半年に一回のペースなのでコミックが追いつくのではないかと
ヒヤヒヤもの。
今回はついにシャアを彷彿させるキャラが登場する。それと謎の少女オードリーの正体が明らかになる。
アニメでみた時はこのエピソードは
鳥肌もののエピソードでした。
小説のユニコーンガンダムは読んでは
いないのですが、コミック面白いと思います。 -
ユニコーンガンダムとシナンジュの戦いが大胆かつ緻密に描かれていて読み応えがあった。同時に機体に頼る者と技術を持つ者の違いもうまく表現されていて、追い詰められているはずなのに余裕を見せるフル・フロンタルの強さが伝わってきた。
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激しい高機動空間戦闘の描写なのにちゃんと1コマ1コマ何が起きてるのか良くわかる! 新設定版リゼルといい、メカ描写が達者だなあ。