- Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041202760
作品紹介・あらすじ
戦国時代最強の武将、真田幸村。豊臣方で武士としての行き方を貫く幸村と息子大助。徳川方で真田の名を遺そうとする兄信之。それぞれの生き様を『天地明察』の著者・槇えびしが描く、ファン待望の角川初コミックス!
真田一族の生き様を描いた未完の名作が「コミック怪」で連載再開!2012年春号には完全書き下ろし‐四ノ巻‐が掲載されています。
感想・レビュー・書評
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これは良かった。槙えびしさんの絵だからと思って買ったけど、真田幸村はじめ戦国の世を生きた武士の、戦いがいかに彼らの人生、心の糧になっていたかというのが切なくて、それでいて面白い。
幸村の息子の真っ直ぐさもいいし、ところどころに出てくるちょっとお茶目な場面も楽しい。
一番面白いのは、豊臣方の滅びるべくして滅びたその経緯が幸村の目(若しくはその倅)を通して読めることかも。
まだ1巻。
3巻完結の予定だそうですが、続きが楽しみです。 -
槇さんの絵が好き、しかも真田のお話ということで購入。
予想以上に面白かったです。
とにかく幸村がかっこいいです。
絵が綺麗なのはもちろん、お話も変に間延びなどしておらず、テンポ良いです。次巻も楽しみです。
しかし、この値段でこの薄さ、出版業界も厳しいんだろうなぁ・・・ -
真田熱いな。今まで、大助がここまでフューチャーされた作品は読んだことなかったので、父としての幸村がよく見えて面白い。
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表紙が気になり手に取ったら、知っている作家さん・・・しかも内容が真田幸村。悩んだけど買って良かった!細かい史実はわからないけど、登場人物が魅力的(この方は原作付じゃない方が良い気がする・・・)だし続きが気になりますwそしてカラーがメッチャ好みでしたww
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作家さんと、好きな武将のお話みたいだったんで、思わずジャケ買いした1冊。
いやぁ、アタリでしたわ。
なんと言っても幸村が格好良すぎ!
早く続きが読みたい!!
けど、掲載誌は隔月で、その隔月誌の隔号掲載らしいから、次の巻はいつになることやら…。 -
『天地明察』のコミカライズ版で著者を知った後、本屋で見かけて購入。えびしさん×真田幸村。ひたすらカッコイイ。引き込まれる。
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大坂の陣にて死に花を咲かせる真田幸村の話。いやそこは信繁だろうと思ったけどまぁ幸村でもいいのかな。
あぁやばい。これはヤバい。すでにもう傑作だ。素晴らしい。
珠玉の名作だってよ。
真田の死に様見せてもらいましょうか。 -
『天地明察』のコミカライズも楽しんでおりますが、こちらは個人の新刊。
歴史物流行と言われる昨今。自分も興味はある方ですが、昔齧ったのは新撰組辺りだったので、それ以外は教科書程度の知識。人気者らしい真田幸村という人もそこまで自分の中で「こんな人」という像はできていません。だからこそ読みたくなったのもあり。
関ヶ原で徳川方に残った兄と、豊臣側となった弟が、その後それぞれ違う道で真田の名を残そうとした話。
歴史物は最終的には死が見えているものが多いので、ある程度覚悟はしていたんですが、これはもう「死に様を描く」話らしく…初っ端からラストを考えちゃってどうにも泣きたくなる。まだまだ序盤で、まきえびさんのちょこちょこっとしたユーモラスな表現とかが可愛らしくて笑えたりするけれど、楽しければ楽しいほど、かっこよければかっこいいほど苦しくなる。
予定では全3巻だそうです。そのくらいのボリュームなら耐えられるかな…。続刊がとっても楽しみだけど、死にモノは精神的にダメージを受けるので毎度ジレンマ…。でもそのジレンマに呻きながらもやっぱり続きが楽しみです…うぬぬ。 -
『武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり』
人物を描く無駄のない線
見事なモノクロ背景
落ち着いたカラー
物語になんて ぴったりな作画なんだろう・・・
特に背景の妙
一ページ一ページ、隅から隅まで見惚れてしまう。