デッドマン・ワンダーランド (13) (カドカワコミックス・エース)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041207772

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻。いい終わり方だった。

  • 崩壊するデッドマン・ワンダーランドの中で、ついにガンタとシロが対峙する。
    なぜ二人が戦わなければならないのか。
    本当に世界は「不条理」だ。
    監獄サバイバルアクション最終巻。

    トトとのバトルもついに決着し、あとはシロを残すのみ。
    あの所長はともかくトト自身とヨスガは可哀そうだったなぁ。
    そんでシロがついに本格始動。皆でやるかと思ったけど、ガンタとシロの一騎打ちでした。
    まぁ確かにその方がしっくりくるか。
    殺してほしいと願うシロと、殺してやると応えるガンタのやり取りが切なかった。
    そして二人の境遇の真実がさらにえぐくて悲しい。お母さんここまでの回想ではひたすらいい人に見えたけど、母になるまではむしろヤバい感じ。
    ある意味で人の心情の変化というものを如実に描いたという感じか。
    ガンタって名前も変わってるとは思ってたけど…。シロなんか正直完全にとばっちりで可哀そう。
    でもお互いに本音をぶつけ合って、その上であの結末に行きつけたので良かった。
    デッドマンの皆もそれぞれ新しい人生を始めてるし、ガンタもシロも希望あるラストで本当に安心。
    休載時期が長かっただけに未完になったらどうしようと思ってたけど、とてもいい終わり方でした。

  • いい終わりでした。

  • ドキドキわくわく

  • 最期は やけにあっさり。
    そう感じたのは自分だけ?

  • とてもとても悲しいお話。
    でも希望も残ってた。

  • だいすきなデッドマンの完結巻
    途中連載滞ったり完結するか心配だったけど完結してよかった( ; ; )

    水名月でれててかわいすぎた

  • 完結。ラストのガンタカッコいいなぁ。

  • フィナーレ


    水名月かわいい

  •  死にぞこない共の宴の終焉。

     丸太とシロ。表と裏のように常に離れない関係であった二人。この作品のすべてのキャラは苦しみを背負い、死んでもいいと半ば死人のように振舞っていました。だからこその死にぞこない。主人公の二人とも死にぞこないに相応しい未来に向かう答えを最終的に出していました。苦しんだ自分の罪を理由にすんなり死を受け入れればそりゃ楽でしょうが、それでもまだ生きたいと思うからこそ不条理な世の中は生まれるんじゃないでしょうか。世の中は自分ですら思いのままにいかない不条理なもの、それをうまく体現している二人だったんじゃないかなーと思います。

     正直言えばこの作品に対しては少し不満が残ります。それはアップダウンを激しくしすぎただけで、平坦なパートがなかったことです。丸太がそのアップダウンに振り回されて雰囲気に流されてしまった感は否めません。月刊誌では難しいところだけど、こういった罪に対して生死を問うならば流されない主人公を作らなければいけないのではないかと思っています。設定が良かっただけにそこだけが勿体無い部分ですね。片岡・近藤先生両コンビの次回作に期待ですな。

著者プロフィール

京都府出身。
2005年月刊少年エース(角川書店)にて『交響詩篇エウレカセブン』 (原作・BONES、共作・近藤一馬)でデビュー。
代表作は『デッドマン・ ワンダーランド』(共作・近藤一馬)。

「2015年 『リヴィングストン(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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