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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041304327
感想・レビュー・書評
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由利先生モノ。中編「白蠟変化」と短編「焙烙の刑」、「花髑髏」の3編収録。表題作は花髑髏だが、「白蠟変化」が面白かった!
エロ&グロテスクなノリと、極悪人・白蠟三郎、鴨打博士、謎の美青年の悪党達が三つ巴状態で裏をかき、騙し合いをしながらヒロインを奪い合っていく展開はさすが横溝正史の筆力。見事に読者を騙しまくってくれました。
全体的に、ちょっと江戸川乱歩っぽい退廃的な雰囲気が漂ってて金田一モノとはまた違った味わいがあって良いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
07.11.11