- Amazon.co.jp ・本 (693ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041338254
感想・レビュー・書評
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戦後間もなくから芽吹いた犯罪の天才による数々の鮮やかな詐欺事件。その手口は当時からすればとても新鮮なものに見えたでしょう。もちろんフィクションなので細かい事は言いっこなしなのですが、とても楽しんで読む事が出来ました。
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高木彬光(たかぎあきみつ)の最高傑作。天才詐欺師鶴岡の悪事を描く長編ピカレスクロマン。60年代の古い作品であるが、とにかくおもしろくこれまでに3回も読んだ。おすすめ。高校生のときに初めてこの作品に触れたときは、男の悪の生き様にあこがれたものだ。映画化、ドラマ化もされている。
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法の網の目をくぐって金融詐欺を繰り返す、天才詐欺師の話。
戦後、間もない頃が舞台で、前半は光クラブがモデル、後半は創作とのこと。
用意周到、大掛かりな詐欺の話で面白かった。
(図書館) -
法の抜け穴を利用して金融詐欺を繰り返す男の話。
どのエピソードも巧妙かつ大胆でとても面白い。ただ騙される相手が皆金策に喘ぐ会社で、主人公がそれにとどめを刺す形になっていたのが、読んでいて少し心苦しかった。 -
主人公が詐欺を繰り返して行くお話。最高におもしろかった。犯罪小説No1まであるんじゃないかな!
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法律の穴をついた詐欺……なんてよく思いつくなぁと思いながら読みました。途中まではおもしろく読んでいたのですが、私にはちょっと長すぎたのと、人が追い詰められていく様子の描写が多く、疲れ気味になってしまいました。
私には、少し難しかったのかもです。 -
究極のピカレスク小説。
だけれども確かに七郎は悪人だけれども
今までの悪人とは違って
「うわ!」と言う感じの悪役ではないのです。
ひそやかな悪人。それがぴったり。
でもどんなに賢い悪人でも
やはり終りの日が来てしまうもの。
でも終りが来ても彼はカンタンにしおれないのです。
只者じゃないね!! -
光クラブ
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分厚い本だが、これは一気に読んじゃいますよ。
おもろい