空想列車 下 (角川文庫 あ 7-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576113

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  • 上巻で明確になった一人一人の生活&願望。それに思考パターン。それがちょっとしたアクシデントにより、ちょっとずつだけど頭から頭へと移動。自分の願望と他人の願望、それに自分の運命に他人の運命。いろんなことが入れ替わったけど、その後起こることはそれぞれにプラスなのか、マイナスなのか…。明らかにプラスの人もいれば逆もいたし、はっきりとは決め兼ねる人も。自分の願望に他人の運命を取り入れることで全く異なる人生が待っている。いや、そんな偶然なんて…と思うこともあったけれど終わりはなんだかすっきり。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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