- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041579428
感想・レビュー・書評
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2012/4/23(月) 後半証拠隠滅の描写のグロさにびっくり。かなりの斜め読みで乗り切る。小池真理子さんの雰囲気に類似。
崩壊していた家族が一致団結する様子が自然だった。分かる気がする。
が!他のレビュアーの方も書いていたが、人には勧めない。 -
最後3分の1の、急展開があまりにもすごい。
家族のつながりが、こういう形で表現されるのもありなのか。。
圧倒される作品やけど、人には薦められないです。。 -
お~!林真理子がこれを書いたのか
途中まではお得意の、女の強欲物かなと思いながら読んでたら、まさかの展開。
ミステリーだと思ってたら物足りないし、
いつもの林真理子が読みたくっても違う。
こわいよーこわいよーとぞぞ~としながら読み進む。
ストーリーとしては、漫画みたいなんだけど、
「端から見れば幸せな条件を備えた家族なのに持ってしまった闇」と「林真理子なのにホラー」が
妙にマッチングしてなかなかです。
帰ってきて上着も脱がずにウイスキーを飲んでる達也にカッとするユリ子なんかはさすが。
そこが一番ハマりました -
林さんのエッセイはこれまで何度か面白く読ませて頂いていましたが、小説は今回初めてでした。
グルメで美しいもの好き?な林さんらしい内容だなと読み進めていましたが、終盤のシーンが衝撃的すぎて、私にはちょっと刺激が強すぎたように思います。
ただ、エッセイは好きなので、他の小説にチャレンジしてみようと思います。 -
なんてこった
パパの気持ちが一番吸収された。 -
なんだこれは。後半の展開が本当に予想外。ただ、ラストが突然過ぎて、こちらが処理仕切れないまま終わってしまった。
濃かった… -
料理研究科の主人公が、息子が殺してしまった自分の愛人の肉を料理して家族で食べて証拠隠滅・・・というストーリー。淡々としつつも、じわじわと気味の悪さがこみ上げてきます。
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途中からものすごくエグい展開になってびっくりした。読みたくないのに夢中になって読んでしまったが、死体を切断したり、人肉を調理したり食べるところが、本当に気持ち悪くなってしまい、しばらくお肉は食べられないと思った。
場面や語り部が次から次へと変わっていって、わたしにはついていけない所もあった。
ただ、林真理子はこんな物語も書けるんだ、とネタの多さに、キャパの広さにものすごく感心した。