- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041579428
感想・レビュー・書評
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1つの家族を取り巻く、ある変化のお話です。
特に仲がいい家族ではないが、割と経済的にも恵まれていて、暮らしていくには何不自由ない家族ですが、あることをきっかけにとんでもない禁忌を犯します。
他の方の感想を見ると「気持ち悪い」「吐き気がする」と書いてありますが、私はこの物語の中核が何なのかを購入前に調べてから読んだので、特に「気持ち悪い」というような印象は受けませんでした。
ネタバレではありませんが、カニバリズムという単語だけだしておきますね。カニバリズム描写が苦手な人は読まないほうがいいと思います。
作品自体は、母親についてはじめは主体的に描かれているものの、後から娘・息子・夫についても書かれ始めます。ただ、文章内に占める割合は母親が圧倒的に多い割に、事件が起こった後、事件の発端の原因である母親の自分の罪についての感情や葛藤の描写が少ないのと、最後のページであっけなくコトが終わるので、物語のスケールにしては各個人の感情や背景の描写が足りないなと感じました。
少しだけかいつまんで書いてある、けれども物語の中核は進行していく、という感じで少し消化不良でした。
カニバリズムの描写はそれに比べて割はと細かいと思います。なので、気持ち悪かったりグロいと批判する人もいるかと思います。
家族が一致団結して犯罪を隠そうとする面と、息子の精神的葛藤については興味深く読み進めることができました。その点は面白いです。
↓この本をお勧めしたい人↓
カニバリズムの話が読みたい人
家族犯罪の話が読みたい人
背徳的なスリルを求めている人
↓この本をお勧めできない人↓
カニバリズムが苦手な人
背徳的な話が嫌いな人
カルト的宗教について読みたくない人
幸せな家族の話が読みたい人
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途中が気持ち悪くて(描写がリアルで)飛ばしながら最後だけ読んだ。発想が面白かった。
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2022 7/24
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まさかの人肉を食べるという展開。
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いつも通りの感じかと思いきや、自分の好きな展開になって嬉しかったです。内容に反しておしゃれな感じで好みでした。
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ダイエットにいい。
ごはん、欲しくなくなる。
子供を守りたい。
って、そういうことなんかな。
愛がないわけではないけど、
いちばんではない気がする。
2015.11 -
途中からガラリと流れが変わり 、違和感有り
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料理研究科の主人公が、息子が殺してしまった自分の愛人の肉を料理して家族で食べて証拠隠滅・・・というストーリー。淡々としつつも、じわじわと気味の悪さがこみ上げてきます。