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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041597019
感想・レビュー・書評
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映像で観て印象的だったので原作を読んでみました。
面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画化されたようで、私が読んだ本の表紙には岩下志麻さんがいました。
その表紙のオドロオドロしい、少し横溝正史っぽいイメージから昭和を意識して読み始めましたが、作中の「現代」は特に古くさいと感じるところがなく、
(携帯が出てこなかったり、コピーをゼロックスって言ってたりするところはあったけど)、ほとんどギャップを感じないで読むことができました。 -
再読。第一回横溝正史賞受賞作。
青蛾という名の謎の女性占い師。
彼女を追い続けるルポライターの母田。
そして起こる連続殺人事件。
横溝正史賞という事もあってか、日本的な纏わりつくような薄ら寒い質感の作品です。
タイトルでもある七つの祝いとして母から子へ託された物の意味を悟ったとき、そのおぞましさと怨讐の深さに背筋が凍りました。
そこまでするか!と。
初読は相当昔なのですが、自分が子を持つ母となってからの再読なので、尚更そのおぞましさが響きます。
細部は殆ど抜けてる状態での再読でしたが、終わり方も私好みの後味の悪さを残す形でした(笑)