後鳥羽伝説殺人事件 (角川文庫 う 1-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 610
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607015

感想・レビュー・書評

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  • この物語は、ある名探偵の登場作。

    ドラマでもおなじみ、浅見光彦。
    彼は最初、土砂崩れ被災者の遺族に過ぎなかった。

    ある殺人事件を追う刑事、野上が彼と会うことで
    事件は意外な展開を見せはじめて・・・

  • 浅見光彦初登場か。よかった。

  • 浅見光彦シリーズ。
    第一作!
    どういった経緯で、浅見が探偵の真似事をするようになったのかわかるお話し。

  • ついにというかやっとというか、浅見シリーズの最初の小説を読むことが叶った。
    浅見が出てくるのは半分をぐらいか。活躍するのはさらに後半。
    妹さんが殺人にあっていたとか、あまり知らない内容にちょっとびっくり。ここから始まった浅見シリーズとして読んだ、ということでした。
    携帯電話のない昭和の話が逆に新鮮だったりしますね。

  • 浅見光彦第一弾。いくつか、浅見光彦シリーズを見ていただけに、今作は闘志を燃やした若かりし浅見光彦のようだった。
    犯人推測において、もしやもしや?と思わせる展開を決して裏切らない内田康夫の作品は、今作でも同様。
    特に今作は、警察と素人(名探偵ではあるが)ふたりの事件解決への手順や視点の相違をうかがえるのが面白い。

  • あーとうとう手を出してしまった、浅見光彦シリーズ。
    テレビでの方が多く知られているのかな。
    私は見たことないけれど。

    派手さは無いもののいい所で光彦が登場し、何とも読みやすいミステリ。
    犯人は何となくの勘で当ててしまった。
    序盤にこの人ではないか、と思っていた人がピタリ。

  • 浅見光彦シリーズの一作目。
    天河伝説殺人事件で有名になったシリーズだが、本作は浅見光彦が初めて登場する話。
    まあ、面白かったとは思うが、自分的には天河伝説の方が好みだ。後鳥羽上皇のストーリーや、地元の雰囲気などがもう少し描いていてくれたら尚、好きだったかもしれない。
    巻末の浅見光彦シリーズのお勧め一覧はたくさんシリーズがある中で、次を探すのに役に立つのでありがたい。

  • H30.12.16 読了。

    警察物ってあまり今まで読んでいなかったかも。
    結局はミステリー物なんだけども。

    はじめの事件の謎の多さや、それが解明されていく様は楽しんで読めた。
    真犯人は半分くらい読んでいたら完全に分かるような話にはなっているので、ミステリー初心者にも読みやすい作品だと思う。

    分かりやすいストーリーながらも、楽しんで読めた印象なので、それが内田康夫氏の文章の巧さなのかも。

    最後の真犯人が判明するところは、もっと攻めても良いんじゃないの、ってくらいあっさりしていたのは少し物足りないところかも。

    このシリーズ、もう少し読んでいきたいとは思った。

  • ドラマを見てまた読み直しました。何回目なんだろう(笑)先日内田先生が亡くなって、再度光彦シリーズを読み直そうと思い始めたところです。そして、何度読んでもドラマチックで悲しいお話です。ドラマだと犯人が色々語るのですが、原作は祐子さんを亡くした光彦さんの青白い怒りをひしひし感じます。

  • 浅見光彦シリーズの第1弾。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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