沃野の伝説(下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.37
  • (4)
  • (6)
  • (17)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 131
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607480

作品紹介・あらすじ

殺人。不正。容疑者の失踪-。浅見光彦は、事件の背後に見え隠れするヤミ米市場の実態を追って、新潟そして山形県酒田市へ。だが、事件の重要な鍵を握る遠藤という老人が殺害され、竹村警部が捜査を続ける長野県でも新たな犠牲者が…。二大名探偵の行く先々で立ちはだかる食管制度の光と影。基幹農作物を巡る巨大な利権の正体とは?そして、日本の社会システムの根幹を揺るがす事件の結末は?「米神話」の崩壊を予見し、日本人の文化、生き方までを深く問うた内田文学の金字塔。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うーん、あれだけ人が殺されているのにこの終わり方はちょっと……。

    浅見光彦シリーズは、バックに大物が絡んでいると、こういう終わり方が多いです。

  • やみ米事件を追う。
    浅見光彦と信濃のコロンボ竹村岩男。
    なかなか犯人が分からないでも政治家が
    絡んでるのは間違いない。

  • 殺人。不正。容疑者の失踪―。浅見光彦は、事件の背後に見え隠れするヤミ米市場の実態を追って、新潟そして山形県酒田市へ。だが、事件の重要な鍵を握る遠藤という老人が殺害され、竹村警部が捜査を続ける長野県でも新たな犠牲者が…。二大名探偵の行く先々で立ちはだかる食管制度の光と影。基幹農作物を巡る巨大な利権の正体とは?そして、日本の社会システムの根幹を揺るがす事件の結末は?「米神話」の崩壊を予見し、日本人の文化、生き方までを深く問うた内田文学の金字塔。

  • 下巻も載せておきます・・・

    ていうか上下巻に分かれている本のレビューを一括してかけないのは不便だと思う。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×