崇徳伝説殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.18
  • (1)
  • (5)
  • (27)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 126
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607619

作品紹介・あらすじ

崇徳上皇を取材していた浅見光彦は京都の崇道神社で見知らぬ女性からフィルムを託される。一方、特別養護老人ホームで次々に不審な事件が起きる……。現代に蘇る「崇徳上皇伝説」の祟りなのか!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 老人ホームの経営者が殺されたり、老人ホームのある事件が表に出ないように、表に出そうとする人間が殺されたりする話。

    認知症が痴呆症と呼ばれていた時代の話で、まだ親をホームに預けることは、悪い事だと言われていた時代だったと思います。

    このまま経営していたら、業績も上がるよ。と、思ってしまいました。

  • 皇統をめぐる争いに敗れ、呪詛のうちに流刑の地で没した崇徳上皇。特別養護老人ホームの理事長・栗石は、この貴人を信仰していた。その施設内で、老人の不可解な死が相次いだ。一方、天皇家にまつわる怨霊伝説を追う浅見光彦は、京都で見知らぬ女性から唐突にフィルムを手渡される。現像してみると、そこには驚くべき光景が―!安楽死、老人福祉問題をテーマに、人間の尊厳を真摯に問い直す、感動の長編推理。

  • 1月-19。3.0点。

  • 京都、大原、老人ホーム、白峰陵。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×