- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041626160
作品紹介・あらすじ
盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる-!中国伝奇小説の傑作ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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空海って唐に行くんだ!これはホント?
勝手に西遊記の三蔵法師のイメージで読んでたので空海の頭のキレとユーモラスさに面白すぎ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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「空海にちなんだ展示が催されるようです。」
そうなんですねぇ、、、
空海と言えば"書"ですが、最近読んだ「津波と観音」畑中章宏:著(亜紀...「空海にちなんだ展示が催されるようです。」
そうなんですねぇ、、、
空海と言えば"書"ですが、最近読んだ「津波と観音」畑中章宏:著(亜紀書房)によると、仏像を彫ったりされているようで、ホント超人です。。。2014/05/01 -
「津波と観音」、震災や水、神というテーマがとても興味深いです…
空海は香川の満濃池の改修工事にも携わっていたみたいで、超人にもなんでも屋に...「津波と観音」、震災や水、神というテーマがとても興味深いです…
空海は香川の満濃池の改修工事にも携わっていたみたいで、超人にもなんでも屋にも見えておもしろいです(笑)2014/05/02 -
2014/05/09
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もっと堅物のお坊さんを想像していました。妓楼には通うし、他宗教の寺院に出かけたりと空海の宗教観は寺や経典の中だけには止まらないい。かなり好印象です。まだ一ノ巻なのにかなり面白い。
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再読。
空海と橘逸勢の関係性が良くて推しになりそう。 -
映画名:「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」
監督:チェン・カイコー
主演:染谷 将太、ホアン・シュアン
盟友橘逸勢らと共に遣唐使として長安に入り、密教の真髄を「盗みにきた」若き僧・空海。長安では、役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという奇怪な事件が。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することになりますが、そこから唐王朝を揺るがす大事件にかかわることに…。
中国と日本の合同作品ということで、原作小説と映画で細部が異なった作品と なっています。どんな違いあるのか、読んで確かめてみてください。 -
30代の空海がなかなか魅力的(笑)
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登場人物が多くて一覧表や頁を行ったり来たりするかと思えば文体が読みやすかったのでそんな心配は無用だった。
その代わり長安の市街図を度々捲ってたけれど。
空海と逸勢の会話がテンポ良くて良かった。
なんだか「陰陽師」のコンビを思い出す。
空海は一体何処まで見据えてるんだろう?
頭の中どうなってるんだろう?って思ってしまった。
だけど達観してる様でしてない。「賢しいのはいけない」と思う人間臭い所もある。
まだ猫や綿畑からの声等々謎は解明されないまま。
さて唐の都・長安で空海は何を見、何を聞き、密を奪って行くんだろう。 -
この巻は風呂敷を広げる回。なにやらおもしろそうな感じではある。
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空海かー、良いですね、色々なところでチラッと触れられてるの読む限り中々ファンキーなお人らしいですね。坊さん表現する言葉じゃないけど。
白居易さん!空海と絡むって面白そう!良いね良いね詩はモチーフにされるかな!
李白のおっちゃんも!玄宗と楊貴妃も!スター揃いで面白そう。
え、橘逸勢…聞いたことは…あ、三筆でしたかそうでしたね(印象薄い)
そんな期待に溢れて読み始め。えーと長靴を履いた猫?って感じで第一巻。
あとこの登場人物は痴呆か?って思ってしまう瞬間があったり…いやいや仕様なんだよね!