宇宙皇子 妖夢編 4 (角川文庫 ふ 3-58)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653586

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  • 小角が金剛山を不在にするようになって以来、妖魔の出現が多くなっていました。そして、各務と遊鬼たちは、「闇の帝」と名乗る妖魔に遭遇することになります。闇の帝が武具の準備をしていることを知った各務は、霊力を目覚めさせつつある遊鬼の龍頭とともに、闇の帝の居場所を探ろうとしますが、龍頭はまもなく自分がどこかへと去っていくことになるという運命を悟ります。

    一方宇宙皇子は、これまで孝謙上皇の寵愛を受けてきた恵美押勝がしだいに上皇と疎遠になり、代わって道鏡が上皇の信頼を獲得しつつあることを知り、それと同時に朝廷での権力争いが加速しつつあることを知ります。そして、朝廷の動きをたどっていく中で、宇宙皇子は各務の追っている闇の帝と朝廷に何らかのつながりがあることを確信するようになります。

    朝廷の権力闘争と妖魔の跋扈、そして龍頭の失踪という伏線が張られて、ストーリーがかなり立体的になってきたように感じます。

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著者プロフィール

脚本家、小説家、放送作家。慶應義塾大学文学部国文学科卒(1958年)。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。京都嵯峨芸術大学客員教授。特撮作品やアニメーションの脚本家として『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『突撃! ヒューマン!!』『サンダーマスク』、『マジンガーZ』『六神合体ゴッドマーズ』『宇宙戦艦ヤマト』など多くの作品に携わり、小説家として累計1,000万部を売り上げた『宇宙皇子』シリーズなど。

「2015年 『今は昔“言霊”(メッセージ)あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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