小さな手紙: 詩集 (角川文庫 き 9-22)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673225

感想・レビュー・書評

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  • 詩集。

    「静かな失恋」、「自己矛盾、「雨あがり」、「白衣を着た彼女」がよかった。
    「小さな手紙のようだった、かわいらしい人よ」

  • フリマでまとめて買ってきた銀色夏生の本もこれで最後。するすると清らかで透明な水のように流れ込んでくる。過度に感傷的だったりせずにニュートラルなものである分、そこまで心も動かされなかったような。まあそういうものなんだろう。

  • 身近なモノを題材とした詩集です。銀色夏生の詩集はどれも素敵です。
    ほのぼのと気持ちが和らいでいきます。

  • 10数年ぶりの読み返し。
    あの頃とは たぶん違う角度から読める。

  • 文字だけの詩集。時が経つと茶色くなっていく紙から古書のような香り。横書き。写真詩集と同じように可愛く切ない恋の詩が多い。長いものも結構ある。P119「約束したこと」がシンプルで好き。

  • 小さな気づき。ですね。

    どうレビューしたらいいのでしょうか。
    言葉に詰まるぅ・・。
    けど、あえて言えば、「鋭さ」がテーマでしょうか。甘いロマンティックでなく、冷静な観察がベースです。

    気に入った作品のタイトルを挙げて、終わりにしましょう。
    ・一時の迷い
    ・それからの思考少年
    ・ある日
    ・単純なこと
    ・友人との会話
    ・自己矛盾
    ・距離観 ※一押し
    ・賛美と拒絶はよく似ている

  • 高校生の時まわりの子がそろって読んでいたっけ。反発してあえて読まなかったけど、読んでおけばよかったかなと思った。高校生の感性で感じるものもあっただろうな。

  • 百発百中といかなくても、すべてが浅いレベルで良い作品群より、ときたま紛れ込む一撃が真理と心を突くようなもののほうが良い。小説の短編集なんかもそうね。(もちろんすべてがすべて素晴らしけりゃそれに越したことはないですが)
    新しい詩の方向性を見れた気がする。こういう風に詩は書くんだ、というより「こんな風に書いて良いのか」って感じで。
    人におすすめはできないけど、個人的には勉強になる。
    (四月読了)

  • 好きな人のことばやしぐさは人から人へ伝わる透明な小さな手紙のようなものだと思います。

  • 悩んだら、読む。大好きな本。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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