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- / ISBN・EAN: 9784041673454
感想・レビュー・書評
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モノクロの中に射し込む光と、
緑や色とりどりの花の隙間からこぼれる
空と海と半透明の雨粒。
六月のすずしい夜のバラの匂いの寂しさ。
花は咲き、散り、種となり。
落ちて、芽吹いて、また花開く。
さよならの後には はじまりが待っている。
バイバイ、またね。
は、巡りゆく季節のはじまりの音。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな銀色夏生。
好きだった1ページをここに。
「『出会い』が私を呼んだ時 『別れ』も一緒に並んでた
『別れ』がいるのはわかってたけど 『出会い』はとても素敵だったので 『出会い』と楽しく遊んでた
『別れ』はぴったりくっついて どんな時にも視界にはいった 『別れ』に向こうへ行ってと言っても 『別れ』は黙ってくっついている
『出会いが去ってしまった時 『別れ』は申し分けなさそうに 私をじっと見つめた だから私も見つめ返した」
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銀色夏生の写真詩集。
写真のモデルが吉高由里子だそう。
肝心の詩は、あまり好みのものはなかった。
直接的な表現が多いというか。
表現しすぎない美が好きだ。
何かを思い出してか
映画か本か街角か
夢でみたことだったか
覚えてないけど
なつかしい人に出会ったという喜びの残像が
今も 胸の奥でゆれている -
銀色夏生の詩集。また、遊びに来てしまった。いつ戻ってきても、また一緒に夢を見てくれる、そんな作品です。
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小学生の吉高由里子が出演。
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03064
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ロマンチックだったと思います。写真の中に今をときめく女優さんらしき方が写っていた気がして凄く気になりました。
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わたしが銀色夏生さんを知ったのは、23年前の、23歳の春でした。
本屋に並んでいた「つれづれノート」を手にしたのがきっかけで
それから、ずっとのファンです。
銀色フリークと自負しています。
「バイバイまたね」は平成13年に発行された本です。
この「バイバイまたね」をなぜ「風の本棚(スピリチュアル系)」に入れたかというと・・
たった1行の詩が、当時のわたしを大きく救い、
そして、また、その詩がずっと心の奥に住んでいたからです。
その1行の詩は
【私は人生(ここ)に遊びにきた】
そのとき思ったことは
「そうだ。人生は大いなるゲームなのだ!」
ということでした。
わたしは自分の人生に、困難な条件をあえてたくさん付加をして
ここへ来たのだ。
そう受け取ったのです。
当時は、スピリチュアルという言葉は
今のように主流ではなかったと思います。
でも、今思っても、かなりスピリチュアルな1行です。
そんな銀色さんに、2010年11月にお会いすることができました。
交わした言葉は、とても短いものでしたが。
銀色さんの手は、包み込むように暖かく、瞳は深く。
ほんとうにスピリチュアルな人でした。
「バイバイ またね」
また、お会いできる日があると確信しています。 -
きれいにまとまってはいるものの…これというもののない一冊でした。
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母に小学生のころになぜかプレゼントされた本。
当時は一生懸命、詩を理解しようと頑張っていました。
今は、写真と文がひとつになっているところが素敵だな、なんて新しい目線で見ています。この詩集に出てくる女の子が決して美人ではないけれど好きです。 -
写真と詩の組み合わせが良い感じです。
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中学のときに既出詩集全巻読んだ。
言葉にできないあの年頃の
感情の行き先を作ってくれた。
今もぱらぱら読みます。 -
一言一言の言葉の重さが全然違う。
「さすが」としか、言い様がないね。
高校生の時に、美術の授業で、銀色さんの詩に絵をつけて、
絵本を作ったことを思い出した。
いくつか、特に気入ったのを載せます。
「 僕達の言葉は
形を変えて届く
だから 気づいてつかまえて 」
「 星は 星らしく
青は青のように
私も自分を生きよう 」
フォト詩集なので、字だけだと、また雰囲気が変わるね。
実際は、縦書きだし。
音楽は、自由のカケラで出来ているとも、書いてあった。
だから、魅力的であり、人を惹きつける。
そして、恋も同じ。
機会があったら、読んでみてください。 -
バイバイまたね、大好きでした
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この世界の<br>
すきまを <br>
くぐりぬけて<br>
会おう<br>
会い続けよう