遠い海から来たCOO (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041736067

感想・レビュー・書評

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  • 『のび太の恐竜』in フィジー

  • ?1998年10月<br>
    ?12歳の小畑洋介は海洋生物学者の父、徹郎とフィジー諸島のパゴパゴ島に移り住んで3年になる。<br>
    洋助はある朝、通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつの生命を発見した―“奇跡”との出会いだった。<br>
    それは6000万年以上も昔に死に絶えたはずのプレシオザウルスの生まれたばかりの姿だったのである。<br>
    こうして少年と幼い恐竜クーとのきらめく至福の日々がはじまった。<br>
    だが平和は長くは続かなかった。<br>
    「Coo」を巡って繰り広げられる、リアルで壮大な冒険と困難の数々。<br>
    誰がCooの存在がフランス核実験実施の鍵となると予想しただろう?<br>
    第99回直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー。<br><br>
    アニメ映画化されたものを見た人もいるでしょう。その原作かつ文学的にも評価の高い作品です。映画の足りない部分がかなり分かって面白いです。

  • 昔アニメ化されたことで有名な作品。直木賞受賞作ですが、あまり大人が読むに耐える作品、と言う感じはしないものです。YA向けとして読むのがいいかも。

  • 映画化もされた一冊。
    アニメ映画だったが今では実写でも十分おもしろい映画ができるのではないだろうか。
    でも、子供と動物を使った涙ものストーリーになると思うと悲しい。

  • たしか高校のころに読んだ本。
    絶滅したはずの恐竜の子供に出会った少年。少年の心の成長と厳しい現実、悲しくて優しい決断。泣けます。
    中高校生にぜひ読んで欲しい!単純に感動できる。

  • 海洋冒険もの、とても好きです。主人公とCOOやイルカ達の交流が羨ましいです。

  • ジュブナイル、なのか?確かアニメになったような。アニメ的だけれど普通に楽しめる。

  • 映画化もされた。かわいい恐竜の生き残り、COOと少年の南の島を舞台にした物語。南国の美しい描写が心に染み渡ります。政治とかの暗い世界に巻き込まれる少年の純粋な心に感動を覚えます。

  • 洋介とCOOの交流も泣かせるが、小畑親子の関係が理想的すぎて、ちょっとなぁ。でもアニメじゃなく、実写版の映画で映像化してほしい。今なら迫力ある映画が作れるんじゃないかな。

  • 1995年ぐらいに読んだ。当時は映画版の表紙だったね。まあ、七つの海のティコとか、あの時代に流行った自然環境問題と、それに対する悪企業と言うわかりやすい構図の痛快娯楽作品ですな。

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著者プロフィール

1948年3月20日生まれ。
主な著書
『さよならブラックバード』(1999、 文庫、角川書店 )
『どんな人生にも雨の日はある』(1999、ブロンズ新社)
『ハッピーエンドじゃなけりゃ意味がない』(1999、ブロンズ新社)
『KIKOの冒険』(1999、ブロンズ新社)
『野鼠戦線』(1999、文庫、徳間書店)
『』
『オンリー・イエスタデイ』(1998、文庫、角川書店)
『途中で、ごめん。』(1998、マガジンハウス)
『エル・ドラードの鷲』(1998、中央公論)
『 仰天旅行』(実業之日本社)
『九月の雨—トラブル・バスター4 』(1998、文庫、徳間書店)
『さよならブラックバード』(1998、角川書店)
『パンドラの選択』(1998、文庫、中央公論社)
『リバイアサン1999』(1997、 文庫、角川書店 )
『ハイランド幻想』(1997、文庫、中央公論社)
『ホワイトハウス』(1997、文庫、角川書店)
『時のエリュシオン』(1997、幸福の科学出版)
『 宗教に入るひとの心が分かりますか?—新新宗教と精神療法』(共著、1996、弓立社)
『スターティング・オーバー』(1996、文庫、中央公論社)
『トラブル・バスター〈3〉国境の南』(1996、文庫、徳間書店)
『すべては愛に始まる』(1996、角川書店)
『野鼠戦線』(1996、徳間書店)
『トラブル・バスター』(共著、1996、同文書院)
『東へ三度、西へ二度』(1996、マガジンハウス)
『トラブル・バスター』(1995、文庫、徳間書店)
『俺とボビー・マギー』(1995、文庫、徳間書店)
『サラマンダー』(1995、ベネッセコーポレーション)
『この人に逢いたかった!〈上〉』(1995、文庫、中央公論社)
『この人に逢いたかった!〈下〉』(1995、文庫、中央公論社)
『だから何なんだ』(1995、文庫、朝日新聞社)
『パンドラの選択』(1995、中央公論社)
『九月の雨』(1995、徳間書店)
『ハイランド幻想』(1994、中央公論社)
『チュウチュウ・トレイン』(1994、角川書店)
『普通の生活』(1994,文庫、朝日新聞社)
『ボルネオホテル』(1993、文庫、角川書店)
『スターティング・オーバー—僕の1991年』(1992、ブロンズ新社)
『 遠い海から来たCOO』(1992、 文庫、O角川書店)

「1993年 『僕の憲法草案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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